映画「卒業」時代と共に変わる価値観柏報2003.7.15掲載 高野裕 |
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昨日、テレビを付けたらなんと懐かしい「卒業」をやっていた ダスティホフマンのなんと若々しいことか 音楽もスカボローフェア、ミセスロビンソンなど 久しぶりに見たが再度見てみるとイメージが違っていた 今まで印象に残っている場面といえば アクアラングを付けてみんなにはやし立てられて 自宅のプールに歩いていくときの カメラが水中めがね越しにみんなを見ているカメラアングル ロビンソン夫人の誘惑に負けて彼が筆下ろしをする場面で 彼はさあ初体験という緊張感でおどおどしてだんだん気持ちを上げ 下着姿になったロビンソン夫人の胸にそっと手を当てるが 当のロビンソン夫人は脱いだ洋服の汚れが気になって 服の汚れを手でしごいている こんな場面が印象的 当然、最後の教会のガラス越しにロビンソン夫人のお嬢さんに 名前を叫んでガラスを叩いて結局花嫁を奪ってゆく そう、この花嫁略奪といとんでもないストーリー しかし、今回見てみたら、これはとんでもないエゴイステックな |
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