異議なし!

タイミングを合わせる

柏報2003.7.14掲載 高野裕

先日、CATVで長岡市議会の様子が流れていました
初めて見るもので、どんな雰囲気なのか
議論白熱でやっているのか、それともヤジの応酬なのか
なんて思ってみていたら
議長が原稿をどんどん読み上げる
そうすると何処かの組合の総会みたいに
「・・・についていかが致しましょうか」
「議場一任」(役割を振られた若手が義務的に言う)
「議長一任との声がありましたので、・・・のように致しますがよろしいでしょう
か」
「異議なし」(ここのタイミングを合わせるように言う)

こんな段取りになっている総会があるでしょ
アレと同じ、というよりもっと儀式的になっている

さらに提出議題というものを聞いていたら
何だかんだと国に対しての要望とか請願とかいう決議が多い
もっと地元の話が多いのかと思ったらそうでもないみたい

あれでは議員さんは大変ですね、提案者も原稿丸読み

結局目がいくのは市長の歩き方とか
犬をつれた議員さんの犬がどれだけりこうかとか
議長の原稿をめくる時間は何秒間隔かとか
議論とは関係ない・・・というより議論なんてないのだが
どうでも良いことに目がいく

 

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