「カサブランカ」

 柏報2003.6.18掲載 高野裕

先日、家内とデートをした
私が前日から東京泊まりだったもので
家内が朝10時半に東京駅に着くと言うことでホテルからお迎えに
そして一緒にブランチでもしようということで新丸ビルへ
4階のレストラン街へ行って何を食べようかと店を選んだ
何となく「カサブランカ シルク」という店が気になった
ベトナム料理だという、早速店の前に行ってみた
11時開店ということで早すぎたかなと思ったが
もう行列ができていた
女性ばかり、30歳前後の女性が多い
時間になって店が開店となった
お店の方が笑顔でお出迎え
何となくうれしくなって店内へ
大きな窓からは東京駅の赤煉瓦が目に鮮やかに飛び込んでくる
店内はアッという間に満員になってしまう
実に女性客が多い、というよりほとんど女性客だ

そこでふと考えた
これだけ女性が元気と言うことは
間違いなく時代は女性の時代
そんな女性の時代に男はどうしなければならないか
男は男臭さを前面に出してゆくべきではないかと
そう、男と言えば帽子とヒゲ
そうなんだ、この店の名前は「カサブランカ シルク」
カサブランカといえばあの有名な映画
ハンフリーボガードの「君の瞳に乾杯」などときざなセリフをいう
あの帽子の似合う男優
そうなんだ、この店が気になったのはそこだったのだ

時代の最先端 日本 東京 新丸ビル
一番人気な店 ベトナム料理 女性にモテモテ
カサブランカ  映画 ハンフリーボガード(ボギー)
俳優 帽子 ヒゲ
ん!!

 

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