千秋が原芸術文化祭

高野 裕

リリックで木曜の夜から始まった演劇祭というか
県内の劇団が集まって連日お芝居を見せてくれる
シアターゴーイングが開催されていた
私も今日一日リリックで3本観劇
色々な人が集まって、また観客どうしの交流も
同じ演劇をやった仲間と久しぶりに会えて楽しかった
ちょうどそのときリリックの音楽ホールでは
市民音楽祭ということで人が大勢集まっていた

そう、リリックは音楽ホールと演劇シアターを持っている
すばらしい施設なのだ
ここで演劇と音楽のイベントが同時開催され、さらに
県立美術館でも絵画など秋のイベント
脇の公園では屋外彫刻のイベント
そしてハイブでは長岡産業のイベント
米百俵銅像前では秋の味覚イベント
さらに造形大学でもデザイン祭り
こんな風に相互のイベントが関連しあって
リリックと美術館やハイブ長岡
この一体がイベント広場になり晩秋の長岡文化イベントが
開催されるようになったらおもしろいのにと考えた

そういえばリリックは長岡芸術文化財団というところが管理している
そう、長岡の芸術文化等々全てのものを有機的に関連させた
一大イベントがこの千秋が原で開催されたら
長岡秋の風物詩になるかもしれない

夏の花火、冬の「ゆきしか」、秋の芸術文化祭
そんな風に育てられたらいいのにと思った
春・・・春がないですね、千秋が原の春は何がありますかね
信濃川の河原、草花、若葉、水と親しむ・・・等々
ま、春のイベントはまた考えるとして秋をやりたいですね、ハイ

 

柏報2001年11月25日掲載分

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