○○さんからの質問へ私が答えられることを走り書きしました
帽子は実用から発展してファッションへと進化してきたのではないか
ファッションはどうも時代の流れの中で
体から遠いところから、だんだん体に近いところへと転化してきた
例えば昔は帽子をかぶることから始まるわけだが
帽子を飾り立てたりファッショナブルな帽子をかぶる
そんなファッションからこんどは帽子ではなく髪の毛そのものを
ファッショナブルに飾り立てる
そうなると帽子そのものがじゃまになってくる
髪型がどんどん変化して髪の毛を染めるようになる
さらに進めば
髪の毛をそめることからこんどは
皮膚そのものを染める、というよりデザインを書き加える
タツー 入れ墨ですな
どんどん進んでくる
そうすると、その先には何があるのかといえば
体から遠いところから始まってどんどん体に近づき
皮膚まできたなら、こんどは体の中
筋肉とか骨格とかへ進むかもしれません
そこまで進めば最後は心へと進むはずですけど・・・・
ちょっと話が進みすぎたけど
戦前、明治維新の影響から洋風文化の摂取から帽子が
日本各地で蔓延したが
戦後、加速度的に帽子への関心が低下して
さらに髪型ファッション、ポマードなど整髪料の蔓延など
こんなファッション文化の変化から
帽子が段々かぶられなくなってきたようです
戦前帽子をかぶっていた人は戦後もかぶっていたようですけど
戦後社会人になった人々が帽子をかぶらない新しい文化を創ってきた
そんな風に私は認識しています
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