長岡の町中で

商売が成り立たなくなった

時代の変わり目と理解すればいい

既存の商売が廃業になり

新しい商売が出てくれば活性化が図られるが

廃業が開業を上回っているのが現在の状況だ

開業者がいれば廃業者の後の土地なり建物なりを

活用して新しいものが出てくるのだが

その元気がなくなっている

そんなときは行政が新規開業者が出やすいような工夫

  そんな試みは現在商工会議所主導でなされているようだが、

または、行政自らが町中に仕掛けをする事など

  例えば、田中時計屋のアンサマがなくなって

  空き家となった大手通の交差点、長岡の町中一等地を

  郵政省の資金で情報センターが作られた

このようなことが重要な一つとなるのであろう

そのような活用方法が見あたらない一般の事業者は

自分で有効活用する方法が見つからないから

結局駐車場とする

遊ばせておいても固定資産税はかかってくる

有効活用していようが遊ばせておこうが税額は変わらない

売りたくとも買い手がない、いや、高くて買ってもらえない

安くしても買い手がない

売買ではなく、賃貸で新しいビジネスを工夫できる人が

進出してきやすい環境を地域とともに作れるかがポイントと考える


平成12年5月17日 柏報掲載

 

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