銀行の体質変換が進んでいる
金融監督庁の基準に合致しなければ
銀行そのものが生き残れなくなっている
今まで支店長決裁で通っていた融資が
本店決済となっているようだ
そのため、支店長は本店の融資決済を取るため
如何にポイントをついた説得力ある説明ができるか
支店長の手腕が問われている
しかし、いくら融資決済を取ってきても
融資先企業が倒産すれば支店長のペナルティーとなる
そうなれば、無理して融資を進めるよりも確実なものがいい
書類上は何ら問題のない企業が良い
だから、決算書の悪い企業は融資されないこととなる
今までなら人間関係で融資された企業でも
書類で判断されて融資が断られる
今までなら名前で通った老舗でも
決算書を見れば内容が悪いから融資が断られる
こうして、過去の人間関係中心型企業は消えて行く
銀行の体質が変わると中小企業も淘汰されて行く
銀行が変われば経済社会も変わって行く
今、銀行の体質変換が進んでいる