第3回写真力展

2Lサイズで写真の力を競う!

 写真力展について

ー写真の持つ優れた記録性に着目するー

 特殊な現象は人物の姿態表情など、決定的瞬間をとらえた抒情作品を珍重する従来の写真コンテストは、コンセプトやその表現力への評価のみが先行し、本来は記録者としての眼差しである客観的でストレートなカメラアイにより撮影された画像への評価があまりにも低い。

——写真力展は、撮影に関わる技能や器材の優劣、時間的余裕などを要因とする巧拙には重きを置かない斬新な審査基準を用意することはもとより、写真の持つ優れた記録性を生かして、日常に埋没する何気ない事象を作意なくありのままに捉えた画像を最大限に評価する画期的なコンテストです。

ありふれた些細な光景に目を注ぎ、それをカメラでストレートに切り取ることのできるすべての人に、グランプリのチャンスを与える平等無差別な写真展です。

 写真力とは

 作意のない画像には、内容が一切の虚構を含まないものであるということを認識させる力がある。

その力は見る者の意識を、事実が語る摩訶不思議な世界へと誘う。

写真が持つこの力を本展における写真力と定める。

■写真力マスター部門 写真力を競う部門

■写真トライアル部門 作品として写真力を競う部門

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