平成12年10月に、おもしろい本が出た

長岡を愛する人へ、思い入れたっぷりの長岡の本

タウン誌のようなものではない

長岡の紳士淑女に贈る長岡の大人の本

その名も「長岡浪漫」が季刊で創刊された

創刊号の特集テーマは

あなたにとっての「個性豊かな国際文化都市」とは?

この最初に長岡商工会議所小柳専務理事が寄稿

「小博物館配置構想(私案)」

これはおもしろい

一読の価値あり

長岡を愛する紳士淑女のつどう大人の社交場として、こんな雑誌が欲しかった

そして、こんな本を大切に育てて行くことが長岡の文化をはぐくむことだと考える

編者 中村武男がこの本に対する思い入れを「信濃川悠々」と題して書いている

「・・・・・今にして思えば、振幅する心の起点はいつもふるさと長岡にあった。

昨年夏に長岡に帰ってきた。帰郷して数日後に長岡大橋の上から、初めてライトアップされた水道タンクを見て涙が止まらなかった。愛という意味にはいろいろあるけれど、生まれたふるさとを愛していない人間などいない。月の光に照らされた信濃川の流れと、東山の濃い青の輪郭とが、胸の高ぶりに拍車をかけた。もう帰る資格もないのだと思っていたふるさとの山と川が、やさしく手をさしのべ、抱きしめてくれているように思えた。

この体を借りて、もう一度全力で何事かを成さなければならないとしばらくを熟考した。独りよがりに終わるのならば、それもまたそれまでの人間であったとのこと。少なくとも心境は行動しなければ昇華しない。そして、本音で、心と心が揺れ動くような本を作りたいと考えた。私にも長岡人の熱い血が流れている。冷静で広い視点を持ちながら、立つ長岡の地の人と大地を掘り起こしていきたい。文の力を信じ、永遠の今を見つめ、悠々たる風に進路を確かめながら。」

こんな気持ちで長岡を考えて本を出す人間がいるということが大切なのだ。

彼は商業誌を作ったのではない、文化誌を作ったのだ。

年間購読料が送料込みで5,000円だという、長岡のためにもぜひ応援をしてやって欲しい

創刊号の目次はこんなだ

問い合わせ先

〒940−0051 長岡市西神田町1−6−8−B101

電話・FAX0258−39−1890

NAGAOKA ROMAN 長岡浪漫 代表 中村武男


K.S.様からのお手紙を頂戴しました

季刊「NAGAOKA ROMAN」創刊号で編者の中村武男氏がお書きになられていた「信濃川悠々」に感銘を受け、長岡を離れて20年以上が経つ己の身を振り返り、思わず目頭が熱くなってしまいました。


日経2000年10月4日 新潟経済版の記事より

 長岡で総合雑誌創刊

 地元の人・風土を紹介

 「地域の人物や歴史、風土を掘り下げようという季刊の 総合・文芸雑誌「NAGAOKA ROMAN(長岡浪漫)」が 新潟県長岡市で創刊された。 アート紙にカラー写真をたくさん使って視覚にも訴えた。 初版五千部を発行し、長岡市内主要書店で販売を始めた。 コンビニエンスストアや近隣市町村の書店にも取り扱いを 広げる計画だ。

  地元紙や地元ケーブルテレビ局で編集に携わった中村武男氏が 編集発行人になり、二〇〇〇年秋号はA5判九十六ページ。定価九百五十円 (年間購読は送料込み五千円)。

  特集で「個性豊かな国際文化都市とは」のテーマで市内各界十五人の提言を 掲載。経済人インタビューや歴史的な人物紹介、河井継之助ゆかりの福島県只見町への 旅行記などものせている。」


TMC日本語メイン・メニューへ  高野裕のコーナー・メニューへ