「平成15年のご報告」  1/7

3月劇作家鐘下辰男氏の指導で創作戯曲「20年後」を書く。これは岸田國士「紙風船」をきっかけに作成したもので一幕もの。戯曲を書こうと思ったら、周りの人を必死に観察している自分がいる。結局、戯曲は人を書く事だと感じた。 6月文学座俳優佐藤淳・金沢映子両先生の指導でリリック俳優体験ワークショップ。8回の指導で最終回にみんながペアで芝居を演ずることとなった。私の発表は一番最後のトリ、相手役を務めてくれた女優さんのおかげで今までにないナチュラルな芝居を演ずることができ、見てくれた皆さんからいっぱいの拍手をもらうことができた。うれしかった。 11月シアターゴーイングで長岡の劇団2団体が公演を行った。さらにもう一団体がこれから旗揚げするという。リリックの野外劇をきっかけとした長岡の演劇事情が活発化してきた。うれしい限りだ。 次へ