ちょっと更新しておきます。
帰国して早四ヶ月。
極寒の地であった長岡でも桜が満開。
春ですねー。
幸せ。
最近は、相変わらず無アートな日々。
GWに蜷川演出のペリクリーズが新潟に来るから行こうかなーなんて。
RSCがやったのを観たから、どんな風に変えてくるのか面白そうだし。
りゅーとぴあはすごいね。
キャラメルの公演も定期的に来ているし。
キャラメルがすごいってーわけじゃなく、ね。
以前長岡にいたN氏が頑張っているのでしょう。
ウィーンから、オルガン奏者とかオーケストラとかが来日するシリーズも始まっているし。
どうなの?長岡?私?
最近のお気に入りは、ゴリエとあややと愛しき人へ。
ってやばいよね。
このHPを低価格で整備してくれる方、いませんか??
本気で募集します!!!!
でも、これ誰が見ているの?
消滅させるには、あまりにももったいないので。
アドバイスお待ちしています。
2003年04月16日 13時12分05秒
更新してみます。
帰国してはや2ヶ月。
放っておくと消されてしまうので、更新しておきます。
でも、微妙にヒット燭・・┐討い襦ΑΑΑ
なんか書いておきます。
今まで何をしていたか??!
別に。
旧友と酒を酌み交わし、語り、土産を配り。
お仕事探し。
芸術とは遠くなる一方。
ここ数日のマイブームは、バトルロワイヤルごっこ。
イギリスげ颪辰真傭・梁燭・・戮呂垢辰押爾箸い辰討い燭里如
本当よかったです。
ごっこってどうやるかってーと、あのビデオのお姉さんみたいに氷のような作り方のまねをして。
御飯作っておいてね!!とかやること。
豆腐で作るハンバーグの宣伝のハンバーグ?ってやる体の使い方もすごく好き。
あほよね。
これ何とかしないねー。
家のインターネット感C鬘腺庁咤未砲靴董次△箸・А垢笋襪海箸呂△襪里澄
2003年02月25日 17時48分02秒
クアラルンプールよりこんにちわ。
乗り継ぎ中の時間つぶしです。
はい。
ここは気温25度。
でも、冷房効いているからそんなに暑くないよ。
15,16日とロンドンに行ってまいりました。
17日の朝のフライトだったので、17日は本当何も出来ず。
15日はエジンバラ時代の友人と会い、お互いの今までとこれからを語りました。
彼女は、大学卒業してから二年近くロンドンに住んでいる人。
春から社会人デビューをするらしい。
普通の会社で。
日本で。
人はいう。
1年も行けばぺらぺらなどと。
そんな訳はぬわーい。
だってだって、一言一言聞いて学んでいくのよ。
赤ん坊は生まれて1年じゃあパパママくらいしか言わないじゃないですか、ね。
例が悪いかもだけど。
5年はかかるっす。
でも、この半年でもいってよかったっす。
そうそう書きたかったことは、こういうことじゃなくて。
マンマミーヤを見て。
ウエストエンド。
一階席の一番最後尾だったけど。
アバの曲にのせて。
すっごーい楽しかった。
芸術的にどうこうじゃなくて。
もう、ひたすら楽しかった。
おばさんグループ、おじさんグループ。
3人3人で。
歌って踊る。
べたべたな小ギャグが盛りだくさんで。
ダンシングクイーンを最後のカーテンコールで歌って踊るんだけど。
また衣装が。
レッド、イエロー、ピンク五レンジャーみたいな。
もうね、私のつぼ。
わかる?タカチャン?
これだよ、欲しかったのは。
って友人と興奮してました。
もちろん最後はスタンディングオベーションじゃなくて、ダンシング。
客総立ちで踊って盛り上がってました。
ショービジネス。
劇団四季さんがやるのか、やっているのかわかりませんが。
英語歌詞のままなのか、”踊る女王♪”って訳してトライするのか。
そろりといきましょうかね。
2002年12月18日 10時05分45秒
あと一週間なり。
もう、本当追い込みです。
月・火・水と英語の試験を受けまする。
一個はOK。
もう一個がね。
あたいにはちょっとばかしむつかしいのである。
ティーチャー達にも最後まで止めとけっていってたし。
目茶苦茶寒くなってきましたよー。
本当。
ダウンコートが必要。
でも、今は重ね着でなんとかしのいでます。
TVについて。
一回だけしか見れてないんだけど。
ものすごい衝撃的だったのが”BANZAI”。
もう、本当びっくり。
日本人が出てきます。
ほぼ全員日本人もしくは、日本人を装った中国人。
やることといえば。
電波少年の海外版。
ちょっと有名な人のとこにいって、握手をする。
そして、どれだけ長く握手ができるか。
それを競うわけです。
DVDが出てるんだよねー。
でも、うちDVDないし。
ビデオは型が違うから買ってかえっても意味ないし。
しかも、みんな知っている。
ヨーロッパ圏で放送しているみたい。
そして、すでに放送が終わっているらしい。
万歳、かむばっく。
アジア人とえども、勝手は違う。
韓国人の人は総じて自己主張が激しい。
はっきりいえば、自己中。
中国人はもっとかな。
でもきっと彼らにとってみたら、日本人は何考えているかよくわからない存在でもあるんだろうし。
東欧系は、経済が何より大事ですね、今。
エゲレス人の男性と同棲している東欧人の女性割合。
これ、90%近い。
そのうちの一人は、クリスマスプレゼントに授業料全額払ってもらうとのこと。
その他は、つまり住宅費は何も払わず。
生活費の大部分ももってもらっているわけです。
ある意味尊敬。
これが女の賢い生き方か・・・・。
まじでそう思う。
あるべき姿。
今日はグリーンカレーを作るのさ。
んじゃ、日本で会いましょう!!!
親愛なる皆様へ。
ハッピークリスマス!!
早すぎ?
2002年12月08日 01時36分03秒
あと二週間。
になってまいました。
うへー。
日本に無事帰国出来るといいな。
撃ち落とされずに。
この前の土曜日にカンタベリーにいってきました。
英米文学科卒の私としては、やはりこれははずせない。
カンタベリー物語(ジェフリー・チョーサー著)というイギリス最古の物語の舞台でもあるわけです。
あー、卒業のかかったゼミがカンタベリー物語を扱っていたので。
苦い思い出。
カンタベリー物語というのは、カンタベリーにある大聖堂にお参りするためにイギリス各地から旅をして来た人たちのお話。
はっきりいってあまり覚えていません・・・でした。
学校のツアーでいったんだけど。
まずは大聖堂を。
ものすっごーいです。
でかい。
古い。
細かい。
千数百年前の建物なのに。
どうやってこれ作ったの??
と、建築家の級友バーバラと感動しておりました。
しっかも、細かいんだ装飾が。
トンカチとノミ(?)でよくもまー。ってかんじ。
その後、同じ英米文学科卒の日本人のジュンコさんとカンタベリー物語博物館へ。
イッツアスモールワールドみたいな。
のんびりとした人形の館。
話にあわせて人形が窓から顔を出すんだけど。
勢いがありすぎて、バタンバタンってなるの。
そんな心暖まるレトロな館を堪能しました。
一つ気になったことが。
入場するとイヤーホンをもらいます。
数か国語で説明が聞ける。
もちろん日本語も。
ちょっとトライしてみたんです、日本語。
てか、君どこ出身??って感じ。
なまってるっていうのかなー。
平坦に読んでいたかと思いきや、突如としてへんてこりんな音程で話している。
耐えられないー!!!!
気持ち悪さ。
英語バージョンは、ちゃんと話し手のプロがやっているのね。
きっと。
色んな声と音程を使い分けて楽しく愉快なお話しになっていたから。
問題です、あれは。
あと二週間。
カウントダウンって感じですね。
この日記もあと1回か2回でひとまず休憩でしょう。
もっときちんとしたHPに直したいと思います。
写真も。
たっくさんあります。
そんでもって、見たい項目だけをすぐ見れる構造にしたいですね。
だれか作ってくれないかなー。
そうだ、先週の水曜家でパーティーをしました。
私が手巻き寿司。
タイ人のオーがグリーンカレー。
ネパール人のラムがサラダ。
スゥエーデン人のベルギータがチョコケーキとジュース。
韓国人のスーがビール。
スロバキア人のバーバラがお菓子。
を持ちよって。
楽しかったっす。
手巻き寿司も好評につき。
オホーツクとカイワレ大根のマヨネーズあえが人気でした。
そして皆お腹いっぱいになっているのにも関わらず。
香港人のクライブ君はずーっと食べ続け。
あんまりにも食べるから皆で心配して、やめさせました。
そして、彼は帰宅して、またお皿いっぱいのパスタを食べていたそうです。
やせの大食い?
にしてもなー。
また来週。
2002年12月02日 23時15分06秒
今週の出来事。
イギリスに来て早5ヶ月が過ぎ。
あと3週間で・・・。
帰国?!
おっかないなー。
がんばるぞー。
おー。
そう、消防士サンたち。
またね、昨日(金曜)からストライキ。
政府側も16%まで歩み寄ったんだけど。
やっぱ40%らしい。
で、多くの消防士さんたちは、やはり生活が大変みたい。
安月給で。
バイトを他にしていたり。
思うけど。
今の社会っていうのは、民主主義。
っていってるけどね。
実は、とんでもない搾取から成立っていると思いはじめた。
特にイギリスという国は、植民地をたくさん持っていて、そこからいいものを取ってきて売り捌いて稼いでいたお金で立派な建物たてて、今観光で設けて。
大英博物館なんて、本当泥棒の宝箱みたいなもんで。
エジプト政府がピラミッドやその中身の価値に気づく前に取ってきちゃったわけでしょ。
今、返せっていってきてるんだって。
そうそう、平等のようで全く平等でないってことでしょ。
そう、で、昔は分けわかってなかった人達が、今気づきはじめちゃって。
上の人達は、やっべーって思いはじめてて。
発展途上国が発展してきたということで。
利益というのは、何も知らない国から価値あるものを安くとってきたりして生まれているっていうことが往々にしてあるということ。
それが、おっかしいんじゃねーのっていっているのが、アルカイダであり、イラクなのね。
確かにおかしいですぅって言っちゃうと、今の利益が出てこなくなるわけだから、欧米諸国は躍起になるわけですね。
ふふーん。
なるほど。って思わない??
日本はどっちかっていうと欧米よりだけど。
まだまだニュートラルだと思う。
けど、何せ何も言えないからね。
私みたいに。
そう、あとね。
人体解剖を公開してやるっていうイベントがロンドンであって。
深夜テレビでやってたらしい。
知らなかった・・・。
見たかったなー。
んじゃ、またらいしゅう。
2002年11月23日 23時16分16秒
特になし。
ストライキしてます。
ファイヤーファイターズ。
すごいよ。
消防署の前で薪を焚いて、手をかざして。
前を通る車がプププーとクラクションを鳴らして。
それに答えるというストライキ。
意味ねー。
でもさ、考えてみたら。
ストライキやるだけまだ健全っていうか、元気なのかなと。
だって、そうやって不満をはらしてるわけじゃん。
すっごい腹たった時に大声だして、すっきりするみたいな。
日本は我慢が美徳だし。
でもなー、不満なんてあって当たり前だしね。
ストライキして元気になって仕事に戻るっていうのもまたいいかもね。
ビアータとは普通にやってます。
書くこと思い付かないなー。
友達まってるし。
何か書こうと思ってたのに・・・・。
そうそう、あんまりにも日本語に飢えていた私は、英語の現実逃避も兼ねて、日本よりもってきていた俳優修行などという本を読み漁り。
読破しました。
まだ、読んでなかったのか、なんて言わないで・・・。
いやー、すたにすらふすきーってすごい。
って改めて思う次第。
これを頭に入れて芝居作ってたら、すごいのできる。
でも、人間だからね。
大変さ。
まだ読んでない人がいたら、是非読破することをお勧めします。
わかってます。
日本で生活していると、時間ないのよね。
でも、がんばって読んでみて!!
また来週。
2002年11月16日 23時06分27秒
ロンドン。日帰り。
ロンドン行ってきたんです。
この土曜日に。
ロンドンに飽きたものは、人生に飽きたのだ。
という格言が地球の歩き方に載ってましたが。
本当、すっごい。
何でもあるって感じ。
まずは、大英博物館へ。
クレオパトラのミイラとか、ロゼッタストーンとか。
日本特集とか。
もう、広すぎてよくわかんない。
友と一緒だったので、メジャーどころを回って、終了。
その後、チャイナタウンにいって。
出前一丁買っちゃったよぉぉぉ。
あと、辛ラーメンでしょ。
あと、トウバンジャン。
もう、うれしくって、早速その夜ゲキカララーメンを作って食べました。
幸せ。
あとは、そう、ボディーワールドという名の、死体で作ったアート展。
人間の死体よ、人間の。
行ったことある先生は、ファンタスティックだったといってました。
行ったの、近い駅まで。
で、降り立ったそこは、まさに中東。
だって、そっち系の人がお店出してて。
もう、白人なんて、10人に一人かってくらい。
その前に行ったチャイナタウンでは、亜細亜系ばっかで、すごい安心だったのに。
こわーい。
ただこわーい。
道に迷っていたのに、迷ってないふりをしてずんずん歩いて。
結局時間がなくなり、集合場所へ。
土曜は、ノルマンディの対戦?
うーん、よくわかんないんだけど、第二次大戦中にものすごくたくさんの兵隊さんが亡くなった戦場があるんだって。
そんで、今はその跡地になぜだか知らないがポピーの花がだーっと咲いているそうな。
なんだか、日本昔話みたいな話だが。
そう、その大変な戦いがあったのが、土曜。
で、テムズ川で花火大会があったのです。
もだーん。
な、花火でした。
でも、私はやっぱり長岡花火の素朴さと大胆さを併せ持った感じがすき。
戦争で亡くなった人を正々堂々と国を挙げてお祈り出来るって、やっぱ戦争に勝ったお国の特権なのかしら。
今日は、避難訓練でした。
英語で、ファイヤードリルっていってた。
ドリルって算数とか漢字のドリルのドリル。
そんなに繰り返す必要はないだろうに。ね。
最近、スロバキア人のビアータがむかついてむかついてならない。
事は先週の火曜のストライキから始まった。
火曜にある授業で出された宿題の答案を先生から預かった私。
水曜に持ってくるのをわすれ。
木曜に持ってきた。
しかーし、ビアータは取りに来ず。
クラスメイトのベルギータに渡した。
と思っていた。
金曜、ビアータとベルギータと私は同じ授業があり。
ベルギータが持ってくると思っていた私。
しかし、ベルギータはクラスメイトのマサに渡したと。
よって、ビアータには渡らず。
そこで、ビアータがスロバキアン的英語で、私にまくしたててくるわけ。
”今日何曜日だと思ってんの?金曜よ?何でもらえないわけ?”
”申し訳ないけど、私はベルギータが持ってくると思っていたから。ごめんなさい。私には、もうどうにもできないわ。”
と言ってみた。
でもね、彼女はスロバキアン。
総合すると、そちら系の人というのは、単刀直入。
とにかく、自分の思うことだけを早口でまくしたてるのですね。
もう、心臓ばくばくいうくらい頭きて。
そして、今日もマサは学校に来ず。
ビアータは私にたずねた。
知らんっつーの。
だって、欲しけりゃ、自分で木曜に取りに来ればよかったわけでしょ。
ぷんぷん。
彼女の顔見るだけで気分悪い。
といいながら、昨夜、ビアータに責められた場合の私、と題して。
英語で言いたいことをいう練習をしていたのです。
きゃ、かわいい?私?
強くなんないとねー。
おー。
2002年11月12日 00時05分39秒
シェイクスピア生誕の地とストライキ。
@ストラッドフォードアポネイボン
が、シェイクスピアが生まれたところなんだけど。
行ってきました。
この週末。
ここから、片道5時間くらい。
遠かった。
寒かった。
そして、先週末の大雨で電車が走らず、バスで一旦バーミンガムまでいって、それから下るという。
もう、大変だったけど、行ってよかった。
RSC(ロイヤルシャイクスピアカンパニーの略)の芝居を2本。
一つはpericlesという、晩年に作られた芝居。
内容はうーん、12夜に通じる。
お互い死んだと思って悲しく生きていた家族が最後に教会で偶然の再会を果たしてハッピーエンドって。
うそみたいな話なんだけど、なんだろうなー、感動しました。
だって、嬉しいじゃない、死んだと思ってた人が生きてたら。
安寿と厨子王と青年団さんの上野動物園を思い出しました。
もう一つはthe winter's taleでこれも後期の作品。
内容はオセローっぽい。
勝手に妻が親友の子どもを身ごもっているに違いないと思いはじめた旦那。
生まれた子どもを見てもまだ信じない。
そこで気を利かせた召し使いが、奥さんは子どもを生むときに亡くなったと旦那に告げて、旦那は罪の意識にさいなまれ続けて十数年。
生まれた子どもが成長し、親友の息子と結婚したいと旦那を訪れる。
そこで、旦那と親友は仲直りして、せめて妻野銅像を建てようといって、銅像の除幕式に皆が立ち会う。
そして・・・・。
その銅像は死んだはずの奥さん。
わー生きてたのか!!と皆で号泣して終わり。
これにもやられました。
だって、嬉しいじゃないですか。
後は、シェイクスピアの生誕の家にいって、お墓にお参りしてきました。
日本人の観光客グループに出くわし、本当びっくり。
だって、ガイドが目茶苦茶でかい声でしゃべるんだもん。
そこまでしなくても聞こえるってばー!!
って誰かいってやれよ、ってかんじ。
関係ないのに、恥ずかしかった。
他にもたくさん日本人がいたよ。
シェイクスピア一人のお陰でどれだけこの街は設けているのかとしみじみ。
生誕の家もアメリカ人に買い取られそうになったんだって。
でも、そりゃいかんと買い戻して。
よい選択。
だって、観光客がいなかったらどうなるのよ、ねー。
観光って大事な産業だなー。
長岡には山本五十六とか河合継之介とかいるけど、生誕の家ってどうなってんだろう??
Aストライキ
今、イギリスではストライキがブーム?!
っていっても過言ではない。
まずは、消防士さんたち。
給料40%UPという無理難題を掲げて、もしのまなかったらストライキするからね、まじだかんね、とぷれっしゃーをかけ。
今、議論中。
せめてさ、10%とかならわかるけど、40%ってそれ倍じゃん。
ひどい話です。
そして、うちの学校。
学校側が年80時間の就労時間(無報酬でね、まー、サービス残業ってとこです。)増加を提示してきて、そんなのやってられないわと。
明日学校ないんです。
ストライキするんだって。
て、それはっきり言ってわがままじゃん!!
って思うのよね、私の感覚からして。
世界のあっちゃこっちゃでテロしてるしさ。
それと本質的には何も変わらないだろう?とまで考える。
自分達の要求が通らないから、実力行使ってわけでしょ?
人を殺したり、自殺まではしないけど。
なんだかなー。
そういうこと遣り始めたら、本当終わりがない。
空恐ろしいと思っています。
そんなとこです。
キムチ鍋したーい!!!
2002年11月05日 00時27分24秒
新居。
先週の日曜にお引越ししまして。
今度はセルフケイタリング。
これは、自炊っていう意味です。
自炊といってもね、この一週間で作ったものは、カレーとラーメンとチャーハンと野菜スープと・・・・。
これ以上書くと私の料理の腕を疑われるような気がするので。
まぁ、つまり日本と似たような食事が作れるってことです。
ラーメンは、中国産。
エビエキスが入っていて、あんましうまくない。
韓国産の辛ラーメンって、日本でも売ってると思うけど。
これが一番です。
エジンバラ時代には出前一丁も入手出来たのですが。
マイフェイバリットラーメンの塩ラーメンはみかけず。
ロンドンのジャパンセンターに行けばね。
買えるんだろうけど。
そこまでオバカじゃありません。
そう、昨日はタイ人のクラスメイトからかっぱえびせんもらいました。
両親がタイから送ってきてくれたんだって。
タイ語で書いてあるパッケージだったけど、ちゃんと伯方の塩は日本語だったのに感動。
新居。
狭いけど、いい感じ。
気持ち良くすごせるホストファミリー。
日本人の奥さんとイギリス人のだんなさん。
奥さんは、元私がいっていた学校の生徒さんで、今の家にホームステイをして旦那さんと出会い、恋に落ちて、結婚。
そういうことってあるのねー、しみじみ。
でも、ちゃんと英語でコミュニケーションとってます。
えらいです。
トイレ。
それが、これは高校時代の女バレ(女子バレーボール部の略。)の友人がいっていたんだけど。
イギリスのサランラップとトイレットペーパーはかなりのカルチャーショックらしい、と。
今まで色んなとこいったけど、普通だったんですが。
ここコルチェスターの公共トイレにこの前いったら。
トイレットペーパーが紙でした。
本当、まじで字かける。
かたい。
昔の人みたいに、紙をくしゅくしゅにして柔らかくしてから使いました。
すごいなー、イギリス。
万歳。
そうです、先日書き込んで頂いた淳子さん。
他以前お世話になっていた劇団の方々がモスクワにいっておられまして。
もう、心配で心配でかなりびびってたんですね。
だって、劇場だし。
占拠されたの。
なんで、よりによって・・・と思ってましたが。
大丈夫だそうです。
よかったぁぁぁ。
しかも、ロシア軍が攻め入って、犯人達を殺害したけど、人質の人も10人くらい亡くなったそうで。
おっかない世の中だ。
でも、こうのって本当避けようがないと思ってしまう。
本当おっかない。
また来週。
2002年10月26日 21時22分23秒
このごろのこと。
最近はめっきり芸術とは程遠い生活を送っています。
映画も見てないし。
もちろん芝居も見てない。
テレビも見てないなー。
だって、部屋にないんだもん。
リビングのTVで朝のBBCニュースを見るくらい。
最近は、バリの自動車爆弾テロで持ち切りですね。
イギリス人が何十人か亡くなったから。
アルカイダがやったに違いないというけれど、もうここまで来ると、証拠も何も関係ないって感じ。
アルカイダがやったとみんなが思うから、どさくさ紛れにやってみたってグループもいる気がします。
アメリカのスナイパー事件もね。
あれもどさくさ紛れって感じ。
うちの先生はゲーム感覚が現実の世界に紛れてきてるんだと豪語していたけど。
あながち間違いともいえず。
多分そうだと思うし。
ゲームといえば、うちのクラスの最年少。
アリス君。
アリスなのに、男の子。
フロム ギリシャ。
彼は、ファイナルファンタジー狂だということが判明。
先日、何かの話で、私がここ来る直前にファイナルファンタジー11のクレーム電話を聞くだけのバイトをしていたと話したら。
次の日から、FF(略してFFというのです。)がらみの本やら、ポスターやらを持ってきて、大変です。
彼の夢は、スクエア(FF開発会社)で働くこと。
だから、英語を勉強して、イギリスの大学でプログラミングの勉強をして、スクエアに入りたいんだって。
なんかいいなー。
素敵だなーと思います。
なんていうのかしら、秋晴れの空みたいにまっすぐな夢を語れるってそれだけで素敵って思う。
かなえて欲しいものです。
日本ってすごい国だと思います。
別に、ばんざーい!!とかでなく。
不景気だ、不景気だというし、本当に不景気だし。
でも、日本の技術力がどれだけ世界の経済を支えているのかと思うと、本当にすごいなーって思う。
日本から来ましたっていうと、ソニーだ何だと。
せっかくある技術力を簡単に流出してしまっている気がする。
もっと、特許を取りまくっていたら、それだけで稼げていたはずなのに。などと。
いいように利用されてるってのが、本当のとこなんだと思います。
技術力っていうのは、ある意味想像力で。
こうなったらいいなーとか思うから、新しい方法が見つかるわけだから。
日本って想像力豊かな国だとおもうなー。
授業中に使っているテキストにもこれでもかってくらい日本のことが取り上げられているし。
今まで話したことは・・・。
フグ。
埋め立て地。成田空港とか関空とかってそうでしょ?
地下街。
ラッシュアワー時に人を電車に押し込むためのバイトがあること。
馬刺し。
鯨肉。
などなど。
あまりに話題を振られることが多くてたまに恐縮してしまいますくらいに。
アジアからきた人は、日本のNTTで研修してたというネパール人とか、バンコクのホテルで働いていたから日本語話せるタイ人とか。
そう、タイ人のアオに以前働いていたタイ法人名をいったら、知ってるーって!!!
びっくり。
未だにこっちでホンダ車やバイクを見かけるとメーターに目がいってしまうのですね。
グラスゴーでいった、トランスポート博物館で見たホンダのバイクのメーターもやはり以前の会社のもので。
かなりの年代もので。
部長が話してくだすった雪で道路がふさがって、駅まで製品をみんなで担いで納品を間に合わせたという苦労話などを思い出してしまいました。
はい。
そう、明日新しいお家にお引越し。
うれしいいいいいい!!!
もう、毎夜毎夜の娘の長電話を聞かなくてすむかと思うと。
はっぴー!!!
今週はこの辺で。
2002年10月19日 20時22分14秒
コルチェスターについて。
コルチェスターについて早10日。
なんとか慣れて来ました。
学校の方は、よい感じ。
エジンバラの時より、生徒も一生懸命だし。
大学に入りたい人、旦那も子どももいるけど、英語のスキルアップをしたいからって人。
こっちに彼がいるから来た人。
いろいろです。
日本人も少ない。
町は小さくて、ちょうどいいサイズっていったらそうです。
が。
学校のPCが今日から使えるようになったんだけど。
結局日本語ではどうやったって使えないことが判明。
図書館の無料PCも日本語見るのも出来ない時があるくらい。
結局、30分1ポンドという、ネットカフェにて書くしかなく・・・・。
日記更新、メールの返事のペースが遅くなりますので、ご容赦下さい。
また続きは、後で。
2002年10月10日 00時29分13秒
今までの報告。
いやー、長いこと更新してなくてすみません。
なぜなら、移動につぐ移動で、ロンドン滞在中に更新しようと、エジンバラ時代にお世話になっていたイージーエブリシングというネットカフェにいっては見たものの。
チェーン店のくせに勝手が違うとはどういうことだ!!!
なら、チェーンにするな、ばか!と怒ってました。
だって、日本語ダウンロードできないんだもん。
チェーン店のいいとこって、そこに入れば他のとこにあった同じお店と同じ勝手で使えるってところでしょ。
例えばスタバ。
もう、スタバに行くと、あー日本。
って感じてしまう。
まったく同じで。
高いから、いつもコーヒーオブザデイ。
今日のコーヒーです。
これが一番安くて£1.45。
それでも300円弱もしてしまう。
てゆーか、円安何とかして下さい!!!
日本の皆さん。
えーと、そうそう、ロンドン。
3泊しました。
エジンバラ時代の友達に会ったりして。
ロンドンのど真ん中にあるYHなんですが。
ビッグな朝食が付いて£15!!
安いけど、それなりに秘密があって。
トイレ、シャワー共同は当たり前だけど。
ベッドが何と三段なのです。
互い違いになっているから、ベッドの上で座ることはできますが。
ね。
えーと、ロンドン。
お決まりの美術館巡り。
national galleryに行きました。
半日ちょっとかけて。
これは、また、すごいわよ。
モネ、ゴーギャン、ピカソ、セザンヌらの作品が所狭しと飾ってあって。
ゴーギャン好きの私にはたまらなかったです。
あの、美術の本に載ってる、ひまわりもありましたし、蓮も。
portlait galleryには、ビートルズとか、イギリスに関わる御歴々がずらずらと。
もちろん、エリザベス女王もおられました。
が、故ダイアナ妃はおらず。
ロイヤルファミリーの楽しそうな絵もあったんだけど、それはダイアナが亡くなってから描かれたものでした・・・。
そうです、ロンドンといえば、演劇大好きっ子の私が行くところは??
そうです、グローブ座!!
ちょうど、ぎりぎり間に合いました。
夏しか芝居してないんです。
冬は、学校をしているそうです。
グローブ座は、舞台を囲むように客席があって。
立ち見の人が、舞台のすぐ前と脇を固めて。
座ってみる人がその周りを囲むという形。
映画”恋に落ちたシェイクスピア”を見ていただければ、本当そんな感じですから。
見たのは、'twelfth night'!
楽日でした。
もちろん券は売り切れ。
リターンチケットを求め長い列に並んでいました。
すると、初老の男性が’立ち見の券いる人ー!!’って来たのです。
もう、つかさず’一枚!!’って。
一枚£5。
もう、嬉しくって嬉しくって。
入れただけで泣きそうでした。
長いけどお付き合い下さいね!
劇場を入るでしょ。
そうすると、正面に舞台。
二階建てで、上は楽器を演奏する人の席と、観客席がちょっと。
で、舞台。
これは、かなり日本の能の舞台に似ているような気がします。
なぜって、屋根が付いているから。
それだけ。
で、立ち見の客席があります。
てゆうか、ただの広場。
そのまわりを囲むように、座り席。
確か3階建てだったと。
立ち見席の上には屋根がありません。
だから、雨なら雨、晴れなら晴れ。
で、もう出来るだけ前に進んで。
写真をとって。
今か今かと待ち構えておりました。
音楽が始まって、12夜スタート。
全ての役を男性がやっていて。
オリビアが、バカ殿を連想させる白塗りだったのには、うけました。
しかも、あれは意図的だと思うけど、左の眉毛が下がっているの。
で、召し使いの女の役の人はばかでかくて、もちろん白塗り。
双子の兄妹は、男性の細いかっこいい御兄ちゃんたちがやっていて。
しかも、似てるの。すごい。
本当に面白かったです。
今まで観たシェイクスピア劇の中でナンバーワン。
確実。
英語だって難しい。
でも、すごく楽しかった。
まずは、劇場の作りがいいんでしょうね。
一番前で立って見てる人なんて、舞台に肘付いて観れるんですよ!
それくらい近い。
で、観客もすごく反応がいい。
笑うとこは、笑う。
そして、その笑いをうまく処理出来るんですね、役者が。
笑いが収まる一歩手前で始める。
そして、その笑いに乗じて自分の演技を変えたり、素の自分を覗かせたりしない。
当たり前?
かも。
そう、あとテンポがとてもよい。
場面転換がすごく早くて、転換してる間も歌を歌ったりしてて。
間の使い方がとっても上手なんだと思います。
開けるとこは、開ける。
それ以外は、ぽんぽんぽんぽんと。
東京のグローブ座は休館だと聞きました。
まだ読んでいる途中なのですが、ロンドンのグローブ座の生い立ちを少し。
作ろうといい始めた人はアメリカ人。
シェイクスピアの劇場があったところは、どんなに素晴らしいのかと期待してロンドンを訪れたところ、あんまりにも素っ気無くて。
これじゃー、いかん!!
劇場を作ろう!といいはじめたそう。
役者と演出をやってた人だそうです。
で、プランを建て、御金持ちの人や学者さんにサポートをお願いし、困難を乗り越えて、やっとこ建築にこぎつけたそうです。
朝から働く核となるスタッフとボランティアスタッフで成り立っていて。
YHで会った叔母様は、イングランドの北の方から、わざわざやって来て、YHに泊まりながらボランティアをしているそう。
このシーズン中に’真夏の夜の夢’を4、5回、’12夜’を10回以上みたそうです。
本当大好きなんだろうなー。
でも、ボランティアにくる人はきっとただで観れるんだと思います。
やってることといったら、会場整理、チケットのチェックくらいだから。
やっぱ、情熱が大事なのですね。
もっと、聞きたい人は、メール下さい。
長くなってごめんなさいね。
そう、新しい学校今日から始まりました。
っていっても、テストだけだったけど。
しかも!!
イラクからの難民が数人いるの!!!!
ぜんぜん英語できないみたいだけど。
ちょっと、不思議な感覚です。
2002年09月30日 21時14分33秒
ベルファスト→ゴールウエイ。
ダブリンより、ベルファストに行きました。
ベルファストっていうと、北アイルランドです。
IRAとか、そういうとこです。
ベルファストの街中は本当に普通。
で、ちょっとトライしてみたんですね。
街外れ。
ていっても、メイン通りから、5分歩くか歩かないかのところ。
でも。
破壊された教会があるんですね。
ぼろぼろ。
で、その近くの住宅街。
赤と白と青でコーディネイトされていて。
旗がいっぱい飾られていて。
こわー。
と思って、帰って来ました。
ちゃんと壁に絵が書いてあるし。
なんていうか、ただ怖いんですね。
でも、そこで会った日本人のお兄ちゃんは、イスラエルに6ヶ月滞在していたことがあるツワモノで、大してびびっていませんでした。
でも、怖いのが普通でしょ??
違う?
ベルファストでは、ジャイアンツコーズウエイという、これまたものすごい自然に圧倒されて来ました。
帰国したら、写真見せます。
自然万歳。
で、今はゴールウエイ。
アイルランドの西海岸に位置しています。
コジンマリしたいい街です。
と思います。
そして、昨晩ひさーしぶりに芝居を見ました。
"12 angry man"です。
これは、私がチャラチャラ大学生をしていたころ、授業の一環で連れて行かれたお芝居です。
その時は、銀座かどっかで、もちろん日本語で見ました。
面白かった記憶がありまして。
今度は、英語で見てみました。
ふふーん。
まぁ、わかるようになってきた・・・気がする・・・。
最後まで、有罪だと言い張る役のおじさんが、ずーっとニヤニヤにしてるんですね。
怒ってるところでも、今にも笑い出しそうな顔で怒ってる。
ある意味印象的ではありました。
そして、最後に無罪だと認めるとき。
そのおじさんが泣く・・・。
大の大人が泣くほど、追い詰められているようには見えなかったけど。
でも、この戯曲って面白いと思うんですね。
映画にもなってます。
Henry Fonda主演だそうで。
12人の怒れる男か何かです、邦題は。
中年以上の熟練した役者さんが出ていたので、本当見ごたえありました。
しっかりしてます。
皆さん、ACTINGの学校を出ていて。
しかも、地元のダブリンかゴールウエイか。
そういう人達がちゃんと育って、また戻ってきて芝居をやってるっていいなーと。
思ったりなんかして。
2002年09月24日 19時19分27秒
らいぶどあー!!!
ダブリンより。
ライブドアーが私のプロバイダーなのですが。
全く、最近メールサーバーの調子が悪くて困る!!
本当。
しばしば。
ここ数日、メールを開けることが出来ず。
今日は、開く直前まで行ったけど。
メールの容量が大きすぎます!!
って、普通のとうこさんからのメールだったのに。
おかしいぞ!!
何とかして下さい!
青年団さんが、28日からダブリンインターナショナルフェスティバルで”東京ノート”を公演することが判明。
長岡で見たことを思い出します。
あの頃は、まだ若かったわー。
せっかくだから見に行きたいのですが、学校が始まってしまうのです。
とても残念・・・・。
あのお芝居を日本語でやって、英語の字幕。
お客さんはどう反応するのだろう??
すごく見たいー!!!!!!!!
何年前??
二年前にもなりますか?
”静かな演劇”を初めて見て、およよよよ??と思ったのを覚えています。
衝撃的でした。
そして、そのWSに愛しの貴子嬢が来ていたそうで。
らぶ。
ダブリンの学校にすりゃ良かったと反省の日々。
本当いいところです。
アジアっていうか、イスタンブールにも似た活力がある。
まだまだ成長してるの、私って感じの都市。
汚いっていったらそうです。
エジンバラに比べたら本当そう。
でも、それ以上にパワーがある。
ドライに成りすぎてない都会。
もっと長くいたいけど、タイムリミットですねー。
ちー。
2002年09月20日 21時11分54秒
アイルランド。
アイルランドに到着しました。
ダブリン。
天気が悪いですね。
まあ、これが本来のこの地方の天気といってしまえば、それまでなのですが。
しかも、まだまだ混沌とした都市で。
IT環境も揃ってないですね。
スコットランドなんてもんじゃない気がする。
まだ、一日しか滞在してないのにあれですが。
ドラッグストアってあんまし好ましくない表現で。
ファーマシーといいましょう。
しかも、ドラッグ浸透しています。
スコットランドの旅で知り合ったオーストラリア人の人。
女の人なんですけど。
スモーク、スモークっていうから煙草のこといってんだと思ってました。
が、違いました。
しかも、16年間。
他の現地の人も、若い時は吸ってたと。
なんていうか、イメージとしては、日本の若者が10代で煙草を吸い始めるじゃないですか。
それが、こっちでは、薬にトライするって感じです。
恐ろしい。
こっちで音楽関係のビデオを見たけど、明らかに”吸引後”って感じだし。
脂肪吸引じゃなくてね。
そりゃー、みんな可笑しくなるよ。
昨晩は、YHでお知り合いになった南アフリカ人とアイルランド人とマレーシア出身のイギリス在住の歴史の先生、生徒をしている女性とずーっと語ってました。
というより、ほとんど聞いていたんだけど。
また、皆さん博識でいらっしゃる。
南アフリカ、あのアパルトヘイトがあった国。
衝撃だったのは、アフリカン(黒人の人)はBABYをレイプするんだそうです。
本当に頻繁に上記の事件が起きてるそうで。
もちろん、世には出ないんだけど。
一つの国という形をとってはいるが、違う言葉を話し、見た目もまったく違って。
多分、近い将来いくつかの国に分かれるんじゃないかとおしゃってました。
日本人って白人の中に入れられているそうです。
不思議。
そして、イタリア・スペイン人の多くは、こっちに来ても、同郷のおんなじ言葉を話す人たちとしかいないと。
ちょっと耳が痛い話だけど。
でも、これは言えてるなーとしみじみ。
エジンバラの学校で、それは思った。
マレーシア出身のおばあちゃんなんだけど。
日本占領時の記憶のある人でした。
彼女曰く、日本占領前は、ものすごく裕福な家庭で、運転手付の車の送り迎えとか、広大な敷地、農園、豪邸を持っていたお家。
日本軍が全部持っていった後、彼女はむしろそのある意味自由な生活を謳歌したと。
そんな風にポジティブに彼女は考えているそうです。
植民地を解放したという側面はやっぱりあったみたいです。
彼女は今でも”昔昔、おじいさんとおばあさんがおりました。・・・・。どんぶらこ、どんぶらこ”って言えるの。
カタカナも書けるし。
8歳の時、日本軍の電話番もしていたそう。
なんか、とても複雑でした。
彼女は、とても元気に明るくその話をしてくれたけど、私はどういう表情をしてよいものか。
そんな事を感じた夜でした。
今夜は、日本の外国人・在日韓国朝鮮人問題について話さなくては・・・・。
まずいでしょー。
2002年09月18日 22時02分51秒
9月12日からの日記です。
**9月12日(木)**
この日は、ガイドさんつきのバスツアーに。
スカイ島、スコットランドに来る機会に恵まれた方はMUSTです。
絶対すごい!
しかも、この日は、本当に本当にいい天気で。
雲が一カケラもない!!
どこまでも続く青空とどこまでも続く青い海。
どこまでも続く丘丘丘・・・。
生きてて良かった、お父さんお母さん有難う!
って気持ちになりました。
一番すきな所は、”Fairy Glan”。
妖精の谷。
ここは妖精が住んでいる場所とされていて、写真撮影、ごみを置いていくこと等が禁止されています。
以前その掟を破った人がいて、そういう人には、必ずや不幸が訪れると、ガイドさんがいってました。
わざわざ不幸にはなりたくないので、写真は一切とってません。
撮ってた人もいたけど、早速そのうちの一人は、グラスゴーで滞在させてもらえると聞いていた友達にはぐらかされていました。
これも妖精の祟りかも。
この日は、フミとご飯を炊き、鮭を焼いて、日本風の食事を楽しみました。
もちろん、ワインも。
二人いると、一人じゃ買えないものが買えるのでよいです。
フミ。
彼女は、カナダ留学帰りの旅行中なのです。
そして、彼女のカナダの語学学校のベストフレンドが長岡出身だと聞き、名前をたずねましたところ。
私が会社時代に通っていた語学学校のクラスメイトで、もうびっくり。
狭いですね、世界って!
**9月13日(金)**
この日は、愛しのスカイ島を離れ、フォートウイリアム、オーバンと南下しました。
フォートウイリアムには、イギリスで一番高い山、Ben Nevisがあります。
といっても、2000mもないのですが。
なので、毎年山を甘くみた登山者の遭難が絶えないそうです。
そして、途中の”Glen Coe”にて、ガイドのお兄ちゃんがその谷で起きた悲劇を熱く語ってくれました。
本人泣きそうになってました。
その悲劇というのは、そこに昔から住んでいた一族が、イングランドに服従しなかったために見せしめにほぼ全員が殺されたという話。
責めてきた一族は、一旦は現地一族の接待を受けて安心させてから、攻撃をしたそうで。
女子ども関係なく・・・だったそうです。
一概に思うのは、スコットランドの人はとても自分の土地と歴史を誇りに思っているということ。
この感覚を持った日本人って、あんまりいないと思う。
オーバンにて、ガイドさんお勧めのフィッシュアンドチップス屋さんに行きました。
港町だけあって、まじうま。
私の好みはソルト&ビネガー。
それを持って、波うち際までいって。
星と夜景を見ながら食べました。
ツアーの人と仲良くなって、とても楽しい夜でした。
**9月14日(土)**
オーバンからグラスゴーへ。
毛の長い牛のたくさんいるところにいったり。
特筆することは特にはありません。
グラスゴーは、すごい大きな街。
今も、そこのインターネットカフェから書いているのですが。
でも、久々に都会に来ると、やっぱり安心するという反面、人の多さに圧倒されます。
無い物ねだりです。
そんなこんななスコットランド旅行記。
お楽しみ頂けました??
火曜にはアイルランド旅行に出発します。
しかも、こっちは本当に安い。
飛行機片道4000円。
飛行機ですよ!!
RYANAIRという会社。
ヨーロッパ関係のみの営業ですが。
アイルランドは、ベケット、U2、エンヤ、ジョナサンスイフト、サロメの作者(名前今思い出せません・・・。)等など、小さいわりにたくさんの芸術家を輩出している土地です。
また、書きます。
2002年09月16日 02時31分35秒
この2週間。
すみません、2週間もほったらかしで。
この2週間は、旅してました。
まだ、続くのですが。
なぜ、更新しなかったかというと。
日本語を打てるPCが田舎にはないからです。
**9月1日(日)**
旅初日。
エジンバラのバックパッカーズホステルからバスに乗って出発。
ユースホテルってご存知でしょうか?
もう、本当に寝るところだけ提供するホテル。
二段ベットがいくつか置いてある部屋(もちろん共同トイレ、シャワー)が与えられて、キッチンで自分でご飯も作れます。
日本円で一泊2000円。
やすい!!
バックパッカーズホステルとは、ユースホステルに毛が生えたようなところで。
敢えて言えば、いつでもコーヒー、紅茶、ホットチョコレートが飲めるということくらいかな?
エジンバラからウイスキー工場見学を経て、ピトロックリーという小さな村へ。
この日はそこで一泊しました。
その旅で出会ったオーストラリア人のキースというおじちゃんと一緒にパブへ。
もちろんおごってもらいました。
そこに来ていたバンドさんの生演奏を聞き、とても楽しい夜でした。
**9月2日(月)**
朝から、キースと散歩コースへ繰り出しました。
スコットランドというのは、本当に自然が美しいんですね。
世界有数の大自然らしいです。
散歩コースは森と湖を回るコース。
とても天気がよい日で。
丘(山という程険しくも高くもないので)の木々が完璧に湖に反射しているんですね。
もう、本当に感動。
そして、すれ違う人すれ違う人が必ず犬を連れている。
変だ。
そして、昼にピトロックリーを出て、かの有名
なネス湖へ。
現地語ではLoch Ness。
Lochというのが、英語のLake。
Lochはゲール語だそうです。
ネス湖にて、ほかの乗客たちは・・・。
泳いでました。
本当に寒いんだよー!!
お前ら、あほかー??って思う。
でも、そんなあほな彼らに愛を感じた瞬間でした。
ネス湖での水泳を終え、一路インバネスへ。
インバネスというのは、スコットランドの北部(ハイランドといいますが)の一番の都市。
といってもエジンバラやグラスゴーに比べたら屁でもありませんが。
**9月3日(火)**
この日はインバネスをエンジョイの日。
まず始めにアーカート城へ。
ここは、イングランドとスコットランドの因縁の地らしいです。
スコットランドは、イングランドに征服されてイギリスという一つの国家に組み込まれたんですね。
その完全に征服されるまで、血塗られた歴史があるわけです。
このお城も、そんなスコットランドの悲劇の一ページ。
もう、お城は廃虚に近いのですね。
場所は、ネス湖畔。
とっても眺めがよい!
この日もものすごーく天気がよくて。
とっても気持ちがよかったです。
そして、イギリス空軍の戦闘機が何機かネス湖上空を飛んでいきました。
イラクへ向かったのかしら?などと考えながら。
その後は、コーダー城へ。
コーダーは、シェイクスピアの”マクベス”に出てくる”コーダーの領主”の住んでいたところです。
お城は普通。
つい最近まで、人が住んでいたそうで。
キッチンもとても近代的。
もちろん電子レンジもありました・・・。
お城の裏には、散歩コース。
これまたいい天気の日で。
とても気持ちよかったです。
お城の庭にあひると戯れ、よい日でした。
夜、旅で出会った日本人の女性と一緒に肉じゃが(ジャガイモ多すぎでしたが)を作って、台湾人とドイツ人とキースにふるまい、大好評でした。
**9月4日(水)**
インバネスからサーソ(Thurso)へ。
片道4時間のバス。
気持ち悪い・・・・。
最近、高所恐怖症気味だし、車にも酔うようになり。
弱っている。
着いたら、そくユースホステル(以下YH)探し。
大学の寮みたいなのが見つかり、チェックイン。
しかーし。
掛け布団がない。
手持ちのひざ掛けと上着とセーターですごすことにしました。
そこのキッチンでは、近くの専門学校に通うという人としばし談笑。
ジョンオグローツに行け!と勧められました。
っていうか、それが私の目的。
**9月5日(木)**
疲れのたまっていた私は、もう一泊サーソにいることに。
ひたすら散歩をし。
ひたすら睡眠をとった一日。
**9月6日(金)**
サーソからジョンオグローツ(John o'groats)へ。
地図を見るとUKの島の右上が少し飛び出ているのがわかるかと思います。
その先っぽが、ジョンオグローツ。
その先に続いている島がオークニー諸島。
オークニー諸島には行かず、ジョンオグローツに滞在。
また、そこでもYHに。
しかーし、早く着きすぎた私に、”なんでこんなに早く来るの?どうして?”と聞きまくるYHのおばさん。
むかついた。
だって、バスが半日に一本しかなくて、どうせだったら、早くいって歩きたいって思うのが人情でしょう??
それを・・・。
とにかく、荷物を置いて、いざ散歩。
といっても、信じられないくらい田舎。
集落から集落へ、1時間歩かないとつけない。
バスで5分でつくところへ行きたくて。
歩いていったら、2時間かかりました。
なぜって。
ものすごいスピードで走っているんですね、バスが。
でも、本当に綺麗でした。
海と空と丘と。
どっひゃーって感じ。
海をよーく見ていると、あざらしがプカプカ泳いでいるし。
信じられません。
やな感じのYHに戻り、寝ました。
**9月7日(土)**
二泊希望でしたが、日曜にバスがないということが判明し、急遽サーソに戻ることに。
午前中はずーっと散歩。
9時から午後1時まで。
途中で道路に座ったりしながら。
この日はあまり天気がよくなくて、いつ雨が降り出すかと冷や冷やしながら。
だって、雨やどりするとこがまったくないので。
午後のバスに乗ってサーソへ。
布団なしのYHはいやなので、ほかを探していって見ました。が。
そこはFish&Chips屋さんの裏。
Fish&Chipsというのは、揚げた白身魚とポテト。
つまり、常に油のにおいが・・・。
気持ち悪い・・・。
でも、寒いのはいやなので、ここに滞在決定。
しかも、床、滑るし!!
ロンドンの近くに住んでいるオークニー諸島出身の女性とシェア。
彼女から、死体をつかったモダンアートの情報をゲット。
人間の死体を使った展示がロンドンであると。
9月29日まで。
いってみたいと思う。
恐いけど。
**9月8日(日)**
サーソからインバネスへ。
やっぱりバスに弱くなっている・・・。
インバネスは、この日の早朝から午前中にかけて豪雨に会い、洪水。
だったそうです。
ラッキー。
私が着いた時には跡形もなく。
場所によっては腰くらいまで浸水したそう。
キースが、アバディーンから帰ってきており、一緒にパブへ。
おじちゃんは優しくてよい。
**9月9日(月)**
この日の朝、スカイ島(Isle OF Skye)にいく予定だったのに。
私のミスでバスの予約が取れておらず。
水曜まで待たなければならず・・・。
あほ。
しょうがないので、何かしようと。
”Insomnia”を見に行く。
アルパチーノとロビンウイリアムが出ているからいいのかなーという理由で。
特にお勧めもしません。
二人ともお上手。
ということくらいです。
**9月10日(火)**
この日もインバネス。
川沿いを散歩していました。
洪水の痕跡も少しあり。
うさぎがじーっとしてました。
で、ハエが数匹とまっている。
あれー?と思って声をかけてみる。
でも、反応しない。
たまに、目をあけたりするんだけど。
動かない。
そうですね、きっと洪水にやられて消耗して、多分死んじゃう直前だったんだと思います。
木を拾って投げてみたけど、やっぱり動かないし。
そのまま、帰りました。
死も自然の一部。と思うので。
ここでフミという日本人女性と出会いました。
彼女も一人で旅をしており、意気投合。
この日から3日間一緒に旅をしました。
この辺で一区切り。
2002年09月15日 23時26分08秒
エジンバラの総括。
一気に書いてしまいまして、しかも、たくさんミスをしてしまいましたが、お楽しみ頂けたでしょうか??
何かわからないことがあればご質問を。
ざっと。
エジンバラ演劇祭は、1947年に始まりました。
発起人はオーストラリア人だったかな?
第二次世界大戦でバラバラに、そして深刻なダメージを受けたヨーロッパの人、国を何とか復活させようという狙いで。
初回はヨーロッパ諸国の音楽家がエジンバラに集まって、クラシック音楽をやったそうです。
で、その思いに賛同したいくつかのシアターがボランティアで芝居を始めたそうです。
そこから広がったのが、フリンジフェスティバル。
だから、フリンジフェスティバルに参加するための審査は一切ありません。
すてきだなーと思います。
やっぱ、芸術って深刻な状況を打開する想像力っていうか、パワーをもっているんですね。
今や、世界最大級にまで膨れ上がった演劇祭がそんな素敵な気持ちから発生したことにいたく感動致しました。
今年は、フリンジフェスティバルの収益が日本円に換算すると14億円!!!!!!!!
過去最高だそうで、チケットオフィスのチケットの台紙がなくなってしまったそうです。
8月中にフリンジフェスティバルのほかにも、インターナショナルフェスティバル、ブックフェスティバル、フィルムフェスティバル、ジャズフェスティバル、ミリタリータトゥーとたくさんのイベントがありまして。
今日ですべてが終了するので、合計がわかりませんが。
恐らく、この一ヶ月でチケット売り上げ金額は30億円くらいになるのではないでしょうか。
ああー、そろそろ行かないといけない。
まだまだ書きたいことがたくさんあるので。
また、書きます。
では、花火大会へ。
2002年09月01日 03時26分23秒
まとめの日記。C30日金曜"maria stuwart"
昨日ですね。
"Maria Stuwart"
By Friedrich Schiller
Burgtheatre,Vienna
だめでした。
これはドイツ語だったはずです。
話は、スコットランドの悲劇の女王”マリアスチュワート”の人生。
席が二階。
しかも、舞台の前面が見えない!!!!!!!
そして、字幕が早い!!!!!!!
台詞のやり取りがものすごく早くて、字幕があっという間に現れては消え、現れては消え・・・。
ただでさえ、大変なのに。
本当についていけませんでした。
字幕を頼らなければ、そこで行われていることが全く想像できないので見るけれど、字幕を見ていると芝居が見れない。
これじゃあ、読書じゃないか!!といらいらしてしまいました。
今まで見た芝居は芝居以外に何かしら工夫があって何とか興味を持っていられたのですが。
今回はまったくだめ。
話はわからない。
芝居は、本当にオーソドックス。
普通に中世の衣装を来て、普通に舞台を行き来してやっていて。
何より、主人公役の声が耐えられない。
なんか詰まってるんです。
思うに、声を低くしようと無理していたんだろうと。
一回気になりだしたら、もう止まらない。
自分の喉に違和感を感じるほど。
逆の意味で特徴のある声なのかも知れないけど。
気持ち悪かったです。
3時間半にも渡るお芝居。
達成感はひとしおかも知れませんね。
やってる側が。
以上。
2002年09月01日 03時14分46秒
まとめの日記。B29日"Oedipus Rex"
29日木曜日。
この日は、オイディプスのオペラを見ました。
"Oedipus Rex with Symphony of Psalums"
By Igor Stravinsky
Canadian opera company
オイディプスっていったら、オイディプスです。
このオペラは、1997年だったかに一回やったそう。
で、数年前からエジンバラでやるために準備をしてきたそうです。
なぜって?
出演者総勢100人を超えるから、です。
舞台は中央に山があって、その表面に裸の男女がいるんです。
だから、まるで人間の山みたい。
周りに歌う人がたくさんいて、それぞれが照明を持っている。
そして、それを客席に向けたり、オイディプスに向けたり、床に向けたり。
彼らが、話を進めます。
歌で。
歌は、英語ではなくて、うーん何だったけ?
ラテン語だったと思います。
だから舞台の上の方に小さく字幕がでます。
そして、区切りのいいところで語り部が出てきて英語でこれからやる場面を説明する。
オーケストラの生演奏つき。
しかもハプニングがありました。
オイディプスの罪が暴かれていく場面で。
オイディプスが王の子どもだと判明していく場面。
歌っている人は天井を指さして乗りにのっていました。
が。
少し前にオーケストラ用の照明が消えていたんですね。
でも、しばらくは続いていた。
で、”しーっしーっ”という声がどこかからか聞こえてきていて、何だろうと思っていたんですが。
それは、指揮者がこれ以上演奏できないから歌を止めろ!と役者に伝えていたんです。
オーケストラの人って楽譜を見ながら演奏するのが普通なんでしょう。
で、歌と音楽がふっと途切れて。
暫く歌い手もその姿勢を保っていたんですが。
どうにもなかなか電気がつかなくて。
そろーっと上げていた手をおろして。
もう、これ以上時間がかかったら、多分空気が途切れてもう、戻らなくなるぞーってあたりでやっと電気がついて。
指揮者が”××ってとこから!!”ってオーケストラの人たちと歌い手に伝えて。
それから、指揮者がいくぞー、せーのって感じで途切れたところから始まったんです。
見てるこっちもドキドキでした。
こういうことってあるんだなーと。
全体的には、よいものだったと思います。
多分。
オペラってどうもよくわからないんですね。
歌の上手さってみんながみんな上手い気がするし。
何をもって善し悪しを定めるのか・・・。
しかも、歌う人は姿勢を決めて歌うんです。
両腕を右側に平行にもっていてみたり。
何でなのか?
それをすることで全体の結束が高まっていたようにも見えなかったし。
そもそも歌を歌っている人が体を固定したままで、歌い続けようとすることと、どうもその形が東洋風すぎて、ものすごい違和感を感じました。
以上。
2002年09月01日 03時05分26秒
まとめの日記。A28日水曜"la cuisine"
失礼しました。
下の日記は、間違って送信してしまったものですので、無視して下さい。
もう。
寝ぼけてます。
水曜日。
"La cuisine(the kitchen)"
By Mladen Matoric and Peter Handke
Theatre Tatto,Toulouse
というわけで。
演出の意図としては、台所ほどドラマティックなところはないということです。
舞台は台所。
まさに。
真ん中にテーブルがあって、部屋への入り口と玄関への入り口と裏庭への入り口と窓と・・。
ほとんど無言で行われます。
無言で、台所で起きうる限りの出来事が起きる。
たとえば、ご飯中に仕事の書類や新聞に目を通す旦那と奥さんの争い。
お使いから帰ってきた子どもから財布と品物を受け取って、財布を確かめるとお金が足りない。
子供部屋へいく母。
子供部屋からコーラをとってぷりぷり戻ってくる母。
戦争へいっていた若者が戻ってきてハグをする。
でも、彼はその家の息子の友達で息子は戦死したと、遺影を渡す。
そこで荒れる両親。
などなど。
大きな流れが特にあるわけじゃなく。
テンポよく台所のハプニングが展開されていく。
時々、詩らしきものが読み上げられる。
で、舞台奥の上部左右に字幕スーパーと映像が映し出されるところがあって。
映像用のエリアに読み上げられる詩に関係するものが映し出される。
たまに”TITANIC”っていう字がババーンと現れ、そして消える。
意味不明なんだけど。
舞台の上がとても生き生きとしていて。
役者もすごく体が切れるお姉ちゃんから、子ども、そして片足が本当に不自由なオバアチャンまでいて、面白い。ていったら失礼かもしれないけど。
綺麗すぎず、汚すぎず。
人生って感じ。
最後は、舞台の上から巨大なサクランボが降りてきて、それを子どもとオバアチャンがまるで日の出を見るかのように眺めて暗転。
ちょっと、マグノリアという映画のエンディング(カエルの雨が降る)に似てますけど。
演出の人の話では、言葉を話してしまうと、どうしても言葉に偏りすぎてしまうから、こういう形をとったとのこと。
なるほど。
そして、狙いはバッチリでした。
今までの中で一番面白かったです。
以上。
2002年09月01日 02時44分08秒
まとめの日記。@27日火曜日"The GURU"
今日でエジンバラを旅立ちますので、ここらでまとめをしたいと思います。
しかし、この一週間、忙しく、何も更新をしておりませんでした。
なので、火曜日から順に観たものを書きます。
しかも、さっき間違って送信してしまいまして、いやはや。
さてさて、火曜、クラスでグラスゴーという隣の都市にいってきました。
そこで、現代美術館にいって、感想を述べ合うというものです。
もちろん英語ですわよ。
そこの美術館は、エジンバラの現代美術館より・・・、いけてなかった。
いかにもモダンアート風を吹かした作品が多くて、私そういうのむかついてしまうんですね。
普通の人間の感覚を裏切ることだけに焦点を絞った作品が多かったように思います。
銅像の頭とその馬の頭の上に三角錐の置物(高速道路で車が故障したら路肩に車を止めて、数十メートル先に置かなくちゃいけない標識?)が乗ってたり。
もう古いって感じでした。
その夜、学校の友と”the Guru"という映画を観ました。
これは、HollywoodとBollywood(インド版ハリウッド)の初の合作作品で、お話の内容はインド人青年(マカレーナをインドの叔母様たちに教えている)が俳優を夢見てNYにいって、現実にやられそうになった時にやっととれた俳優としての仕事(ポルノ映画)の相手役に”裸はちっとも恥ずかしくなんてないわ。裸は神様がくれた最高のコスチュームよ!”みたいなことを言われて、セックスに開花していき、その道の伝道師となっていくが・・・っていうもの。
長くてすみません。
吉本新喜劇にも似た古典的な笑いにやられてしまいました。
無防備でしたね。
まず、インド映画を観たことがある人はご存知かも知れないが、彼らは求愛行動をするシーンもしくは好きな相手を思い浮かべるシーンで、集団ダンスをするのです。
その時の、主役のインド人の人の顔がすごく面白い。
もう、それそれ!私がやりたかった顔!
と思いました。
眉毛ってそんなにハの字になるの?
その視線やめて!
って感じ。
とにかく見て下さい。
日本人が忘れかけている笑いがあります。
そして、最後のシーン。
主人公とヒロインが困難を乗り越え結婚するのです。
そして、踊りながらオープンカーに乗り込み、そして・・・・。
そうです、飛びました。
今どき、車飛ばないだろうエンディングでと思っていた私がバカでした。
しかも、ハリウッドが関わっているにも関わらず、CGが雑。
わざとか?
もしかすると、レトロな感じの映画が作りたいという熱意のもとに作られていて、わざわざリアルな映像との境目を残したのか??
と思ってしまいました。
楽しいよ。
見てね。
でも、ある新聞の評論は0星。
最高五つ星、最低1星だと思っていた私はびっくり。
0星もあるんです。
恐ろしい。
2002年08月31日 23時28分40秒
マクベスと週末。
@マクベス by Ro Teatro,Rotterdum/Directed by Alize Zandwijk
ということで、上演はオランダ語。
英語の字幕でした。
かなり、変更してました。
初めの魔女たちは、小さいお子さん二人とお姉ちゃん(10代後半か?)。
赤ん坊の指がどうのこうのはなかったです。
いたって、怪しい存在感。
元々のマクベスをオランダ語に思い切って意訳してあるそうで、それをまた英語に訳していました。
だから、シェイクスピの時代の英語を知らなくても、ちゃんとわかるようになっています。
大体の劇団は、シェイクスピア時代の中英語だったかな?今とは違う英語を使って上演します。
だから、英語が母国語でない人もネイティブの人もわかりずらい。
知識人にはうれしいかもだけど。
演出家が女の人で、何かなるほどと思いました。
何かあったかい感じなんですな。
これが。
シェイクスピア劇独特の、勢いだけでやってしまうってところがなくて、それぞれの役者の中できちんと準備ができて初めて言葉を発している感が感じられるところが何個所かありました。
だから、ちょっと間があくのだが、その後のせりふがよいから、許すって感じ。
マクベスが王になって、晩餐をするところ。
そこで出てきた料理が、オレンジ山盛り。
それが・・・・。
おっとっとと召し使いが落としちゃって、舞台上を転がるんですね。
それ、やるか?っとも思うけど、かわいらしいというか、親近感がわくというか。
その後、本当に食べてるし。
だから、劇場内がオレンジくさい。
死んだ人たちが舞台の上手に運ばれてきて、殺人現場にみたいに、チョークで人型とられたり。
照明は普通でした。
小道具は、いすと机だけで、それをちょっと年のいった召し使い役の人が一人で片づけて、もってくる。
一回失敗して、一ついすを落としたんだけど、それを蹴って進んでいった姿にプロを感じました。
それで、ばっちり笑いをとってましたから。
AShakespeare for breakfast
いってきました。
これは、ロメオアンドジュリエット。
因縁の両家は、クロワッサン屋さんになっていて。
クロワッサン屋さん同士の戦いになっていました。
この芝居は、コーヒーとクロワッサンがついてくるものでした。
食べながら見る。
完全なパロディと化していて、純粋にくだらなくて面白かった。
ロメオも女の子がやってて。
ジュリエットの召し使いが、また芸達者なおじさんで、(もちろん女装している)”私が舞台に出てきたら、調子はどうだい??っていってね!”と観客を調教し。
それにしっかり参加する観客も、さすがだなと思いました。
日本じゃ、しーんとするだろうなと。
ジュリエットの婚約者がロメオを殺そうと、スタバのコーヒーに毒を入れて渡すんですね。
それを知った召し使いと神父さんが、大変だ知らせなきゃ!といって、クロワッサンを焼いてその中に手紙を忍ばせる。
クロワッサンを作るところを、あの運動会でよく流れる徒競走って歌ありましたっけ?
だれか有名な人が作ったクラシック音楽。
それが流れて、ものすごい勢いで作っていくんですね。
それがばかばかしくて面白い。
最後は二人は死ななくて、ジュリエットの婚約者にばかでかいクロワッサンをぶつけて彼がしぬんです。
で、みんなでNHKのお兄さんとお姉さんみたいに歌って終わるという。
心暖まるシェイクスピアでした。
B週末
深夜一時からという、コメディにいって来ました。
もうすごい。
みんな酔っ払ってます。
そして、3時間の間に5人コメディアンが登場するんだけど。
やじるやじる。
出て行け!へたくそ!と平気でいってます。
それにコメディアンのほうも対応する。
何?
で、むかつくことをいう客には、きっちり言い返す。
そんなやり取りにも拍手が起こるという。
スリリングな時間でした。
ちょっと恐かったです。
それではそろそろ学校へ。
2002年08月26日 16時52分00秒
白鳥の湖とマクベス。
おとといの夜、白鳥の湖を見に行きました。
もちろん、クラシカルバレー。
で、コリオグラファーはイアン・ファーブル氏。
基本的なバレーとしての見せ場は残しつつも、新しい要素も入れてました。
まず、ロースバート(オデットを白鳥にする魔法をかけた魔術師)の頭の上に生のふくろうがのっている。
信じられん。
しかも、一度彼は本気で飛び立とうとしていた。
そして、彼はなく。
シリアスにオデット役が踊っている時でもかまわず泣く。
それが、とても面白かった。
バレリーナってすごい!!
って単純なものじゃなくなって。
そして、病気で背が伸びなくなった人っているじゃないですか?
大人なのに、130センチくらいしかない人。
そういう人が、バレリーナだけで構成されているなんか奇麗な舞台をいい感じに壊してくれる。
その人は、たまに白鳥を殺すんですね。
しばらく死んだフリをしていた白鳥もまた生き返って、普通に踊りに加わっていくし。
男のダンサーで、一人だけ奇妙な動きをする人がいました。
鳥みたいな動き。
でも、すごくかっこ悪い動き。
たとえていえば、小鹿が初めて立ち上がろうとして何度も転ぶみたいな。
そして、白黒半分ずつでできた衣装をきた、魔術師でも白鳥でも人間でもない人たちも出てきました。
総括すると、とにかく全てのものをつなぎたかったのかなと。
人間と動物(ふくろう)と白と黒とハンディキャップのある人とハンディキャップのない人と魔術師と人間とモダンとクラシカルと。
後は、ルミナスほどの衝撃はなかったけど。
でも、ライトとカゲがすてきに使われていました。
マクベスね。
これもインターナショナルフェスティバルの正式招待作品です。
これについては、よくわかってないので。
また、明日にします。
2002年08月23日 21時43分58秒
ごーごごー。
昨日、私の愛するニコラと一緒に”GO”を見にいきました。
窪塚洋介、柴咲コウ、大竹しのぶ、山崎努、山本太郎出演でどこかの劇団の人、ネイチャーメイドというサプリメントの宣伝をしていた人・・・。
名前教えてください。
その人が演出してました。
初めは面白かった。
山本太郎氏がいい味出してました。
多分演出の人がいろんなアイディアを出したんだろうと思います。
しかし・・・・。
次第に浮き彫りとなる、主演の二人の若さ・・・。
なかなかうすっぺらさが拭い去れてなかったです。
でも、二人とも将来性もあるし、もっと深まれば、きっとすごくなるでしょうね。
カリスマがあるわ!
とはニコラ弁。
在日朝鮮、韓国人の問題も含まれてたんだけど。
何だろう。
葛藤が小さい。
窪塚氏演じる在日韓国人の主人公と恋に落ちた柴咲嬢演じるいいとこのお嬢さんが初めての夜を迎えた時に、彼が告白するんですね。
僕は在日韓国人なんだ、と。
それを聞いて。
頭ではわかっているけど、駄目です。
というお嬢さん。
そこで二人は別れる。
しばらくして、お嬢さんから電話が来て、二人が会って話をするんだけど。
えー、それでもう許しちゃうわけ????
と、声に出そうでした・・・。
今日は、白鳥の湖をみに行きます。
総合プロデューサーはイアン・ファーブル氏。
彼は、かの有名なファーブル日記の著者のひ孫さん。
バレーだけじゃなくて、色々やってるらしく、日本でも彼の作品展の類をやっていたとは、美大生の話。
かなりの強情っぱりで、敵も多いらしい。
アーチストってかんじ。
楽しみです。
2002年08月22日 00時01分40秒
映画などなど。
@ビルマの竪琴"Harp of Buruma"
ブルマじゃないよ、ビルマだよ。
これは今回のフィルムフェスで特集されている”市川昆監督”の作品。
中井貴一が出ていたものではありません。
白黒で1957年の作品。
話の内容は大方皆様ご存知かと思いますので、はしょらせてもらいます。
びっくりしたのが、日本兵士を捕虜として管理していたのが、英国軍だったこと。
この映画をイギリス人に囲まれてみるって何か変だなーって思ってみてました。
うーん。
やっぱり感動しました。
戦争ものってどっちかが悪いって描かれてるものが多いような気がするんだけど。
とくにハリウッド系っていうか、アメリカ。
でもこの作品は、イギリスが悪いとか日本が悪いとかそういうことはいってなくて。
戦争って上の人が始めちゃって、市民が巻き込まれていって。
それはエゲレス人も同じだし、日本人もおんなじだし。
でも、そこに巻き込まれて同じ日本人が戦死してそのボディが山積みになってたり、山に散らばってたりして、それがカラスやら何やらに食べられているのをみちゃったら、放っておけないだろうってお坊さんになってしまう。
誰でも一瞬は考えることを彼が実行に移す。
同じ部隊の他の兵隊さんたちは、日本に帰るんだけど、でもこれでよかったのかなって。
エジンバラにはたくさんホームレスがいて、お金頂戴って道端に座っているんだけど。
そのことは少し違うかもだけど、本質的にはその時どうしますか?ってことに似ているなと思った。
ステイ先のニコラは、とてもいい映画だと感動していた。
けれど、最後の別れのシーンで、”あおげばとおとし”を歌ってお坊さんになった兵士と他の部隊が別れていくんだけど、その歌の持つ意味を知らなかったから、意味がわからなかったといってました。
文化の違い。
あー、もう学校いかないと。
また、続きはあとで。
2002年08月20日 18時27分34秒
クラシカルミュージック。
クラシックのコンサートに二夜連続でいって参りました。
といっても、一晩目は学校の課外活動で。
二晩目は、ステイ先の奥様のおごりでした。
@ORPHEUS CHAMBER ORCHESTRA RICHARD GOODE
これは、ニューヨークのオーケストラでした。
IVAN,MOZART....などなどの音楽を聞けました。
なんて説明していいかわからないのだけど、とても良かった。
気持ちよかったです。
席が三階の上の方で、これまた急斜面。
東京ドームの上の方の席で、TRF(なつかしー)のコンサートを見たことがあるんだけど、転落するのではないか?!という恐怖が彷彿と。
ABACH'S GOLDBERG VAR LATIONS
名前間違っているかも知れませんが・・・。
これは、前から二番目で見ました。
40代くらいなのかしら?
女性のピアニストが一人で1時間半弾きっぱなし。
表情が見れて、とても面白かったです。
切ない顔をした時が、額にしわがよって、口がへの字に曲がって・・・、失礼ですが。
音楽的にもよかったです。
私のホストマザーのニコラは、芸術関係全般に興味を持っている人で、音楽もしかり。
彼女曰く、よかったわ!!と。
拍手だけじゃ飽き足りず、足をバタバタさせて賛嘆していました、ほとんどの人が。
ニコラ情報。
彼女は、今図書館で歴史研究家みたいなことをやっています。
そして、過去はヨーロッパ圏内のいろんなところで働いていたそう。
すべて文化関係。
彼女は、とても日本に興味があって、今は映画にはまっています。
リングとバトルロワイヤルがお気に入り。
今日は、”ほの暗い水の底から”を。
明日は私と”ビルマの竪琴”を。
火曜は私と”GO”を見に行きます。
昨日話していたら、”ナニナニビル”って知っているか??と聞かれました。
知ってますか??
ヨーロッパの建築家による建物で、日本人が驚いた時に”なになに??”っていうから、この建物を見て驚いたり感動したりしてほしいという願いを込めて命名したそうです。
誰か知ってたら、教えてくださーい。
枝豆とか、とうもろこしとか食べてるんだろうなー。
いいなー。
今の願いは、キンキンに冷えたジョッキでキンキンに冷えたビールをぐぐいっと飲むことです。
こっちのビールってぬるい。
グラスもぬるい。
んでもって、取っ手がついてないから、持っているとあったまる。
んでもって、ちびちび飲む。
ぬるくなって、泡も減って。
あー、日本の夏、きんちょうの夏。
2002年08月17日 17時44分06秒
ルミナス。
昨晩は、ルミナスという日本人ダンサーの舞台を見に行きました。
勅使河原サブロウさんという方が中心に作っている舞台で、これは正式招待作品。
ブラックライトと普通のライトを交互に使って、とても印象的な舞台を作っていたの。
白い衣装を着た人がブラックライトの中で踊ると顔と手と足の先がないひとになって。
ズボンだけはいている人は、足だけ人間になってました。
しかも、学割効いて500円。
しかも、席は”これ、世田谷パブリックシアターで一万円だして見たことある距離だよねー”と一人感慨にふけっていました。
なぜ、この価格でこのれべる??
後半はちょっと時間の長さを感じさせましたが、よかった。
目の見えない人が勅使河原さんといっしょに踊っていたんだけど。
自分の姿を見たことがない人の動きというのは、何か新鮮だった。
かわいかった。
失礼かもだが。
見たことのある自分の動きとそう変わらないのではと危機感を感じたりもした。
最後の方、途中で離席する人が結構いた。
失礼だし。
うるさいし。
観客としてこれを見ようって決めたなら、最後までみてくれよ!!
離席するだけでも失礼なのに、なぜ音をたてるのだ???
ちょっと腹立たしかったのでした。
2002年08月15日 16時51分56秒
ミリタリータトゥー。
昨晩はミリタリタトゥーに行って参りました。
内容は日本でいえば、自衛隊のパレードや消防隊のパレードがすごくかっこよくなったもの。
色んな国からブラスバンドがきていて、それぞれがそれぞれのパフォーマンスを繰り広げるというものでした。
ブラスバンドの途中に、突然楽器をおいて踊りだしたり、チャリンコにのって登場して、チャリンコにのったまま演奏してぐるぐるまわっていたり。
一番良かったのは、ニュージーランドで、オールブラックス(ラグビー??)が試合前に相撲の土俵入りみたいなのするの知ってる?
それを楽器をおいてやってました。
あとは、バグパイプ。
研修生発表会に来た人はご存知かと思いますが、私はどうもタイタニックに弱いのね。
タイタニックの中のクライマックスで、バグパイプ風のマイハート・・・が流れる中、今まで死んでいった人たちが走馬灯のように画面に現れていくじゃないですか。
もう、その場面が思い出されちゃって。
一人、胸を熱くしておりました・・・・。
いやー、いいもんみました。
エジンバラに行く機会があったら、何が何でも見たほうがよい。
こんなにしっかり作られたブラスバンドのショーは日本じゃ決して見られませんからね!!
感動。
2002年08月14日 16時56分44秒
WAITING FOR GODOT
昨日は”ゴドーを待ちながら”を見ました。
By The Demarco European Art Foundationです。
うーん。
普通。
狭い会場の真ん中に板で作られた木があって、そこに葉っぱがわりのネットがかけられていて。
忠実に台本に従おうとするのはよいけれど、忠実にやるならもう少しがんばって欲しい。
確かに召し使い(と思われる)貧しい人物しか出てこない芝居だから、衣装は貧乏くさくても仕方ないけど。
でも、木まで貧乏臭いんだもん。
木に見せようとしているのに、それは木とはいえないぞ!!ってレベルの代物なので、なんかさみしい感じが漂いました・・・。
思い切った試みというものがどこにも見えなくて、何をどう楽しみたかったわけ??って聞きたい感じ。
しかーし。
ラッキー役の兄さんがすごーいすごーいナイスガイでよかったです。
そういうところに救いを求めてしまいました。
全く。
でも、ゴドーって面白いとおもうのね。
英語版で読んでみました。
面白かった。
それをもっと身近な日本語に訳せたらよいのになーと、思いをはせておりました。
それでは、今日はここまで。
いいなー、お盆。
すいか食べたい。
2002年08月13日 22時43分39秒
やっとボランティアについて。
いやはや、かなり無謀なのだが、ボランティアしています。
場所は、EGO&OUTというマネジメントをしている集団です。
その建物の中で色んな劇団が芝居やら何やらやるわけです。
まず。
汚い!!!!!!
お客さんきても、BOXOFFICE(券売り場)のカウンターの上には食べ物は散らかってるし、飲み物、たばこもそのまんま。
でも、それが当たり前なのかしら??と思ってしまうくらい、動揺しない。
他の劇場は、そんなことなかった・・・。
大丈夫なのか?!
やってることといえば、某劇団研修生をやっていた頃と何ら変わりはありましぇん。
チケットを売って、お金をもらったり、お片づけしたり。
ずっと楽です。
そして、お仕事中でもお酒を飲む。
これが、どうにも違和感を感じてしまうのですけれど。
ボランティアをやってる子たちは、大学生やら卒業ほやほやの人やら。
大体が公演(演劇、コメディ、音楽とジャンルは色々だけど)に興味を持っている人たち。
もちろん皆はネイティブイングリッシュスピーカー・・・。
このエジンバラフェスティバルを支えているのは、本当ボランティアや低賃金でも働くわ!!っていう熱意のある人たちばかり。
昨日いって参った”フリンジサンディ”というイベントのスタッフは全てボランティア。
Tシャツとお昼ご飯だけは出すよ!!っていう宣伝によって集まった人たち。
だから、とてもモチベーションが高い。
はいテンション。
もう、本当にヒドイ雨嵐の天気だったので早々に引き上げて来ましたが。
晴れてたらすごくよかったんだろうと。
遊園地もあったし・・・。
今サポートしている芝居は”WINDOWS”というお芝居。
グラスゴーという隣の市の劇団で作・演出はジュリィというお姉ちゃん。
夜はパブでお仕事してるんだって。
内容は、もし機械が話したらどうなるかってこと。
PCからメールを送ろうとしたら、PCがヤダ!って反抗しはじめる。
携帯も反抗して、家の電話も反抗して、死ぬ直前のお父さんからのメッセージを消去しちゃう。
しかも、今時ポケベルですか?!って感じなんだけど、ポケベル役の人はオールドファッションなおっさんで、どうせ俺なんて捨てられるんだよな!!と嘆いている。
概略はわかってきました。
すでに3回は見た。
詳細はわかりません。
しかし、恐らく面白くありません。
役者もぬるいし。
テンポも悪い。
適当にやってる感が伝わってくるんだなー。
でも、ネイティブの人の英語がネイティブのスピードで聞けることないし。
いい機会だと思って、通っております。
報酬としてお酒のめるし。うふ。
そんなこんなで学校へ行く時間でございます。
いってきまっしゅ。
2002年08月12日 16時35分10秒
じゃじゃ馬ならしとボランティア。
@Taming of the shrew by Aces Wild
これも面白かったわー。
1.ぺトルーチオが結婚式に来たときの衣装。
シースルーのシャツにお尻の両方に大きな穴が開いたぴちぴちの革パン・・・。
男優さんのお尻丸見えでした・・・。きゃ。
2.普通、キャタリーナがぺトルーチオによって変えられていくっていう作りです。
でも、今度のものは、話が始まる前に二人はすでに会っていて、成就しているのですが、結婚という形をとるためにお父さんからの紹介で初めて会ったかのごとく振る舞うというもの。
だから、ぺトルーチオの横暴な要求に答えるっていうことが、”もうしょうがないわね”というお戯れなんだと解釈されてました。
すごく自然だったし、どきどきしましたわ。
3.最後のキャタリーナのシーン。
その台詞をぺトルーチオも一緒に言ってました。
同時に話しているけど、ぺトルーチオの台詞は”男はどう妻を大事にするべきか”ってことに変更されていて。
”女の肌がこんなに柔らかく滑らかなのは・・・”が”男の肌がこんなにハードでラフなのは・・・”といってました。
何かよかった。
そこの台詞を二人でいうことで、女は男に尽くさなくちゃダメ!という色が強かった最後のシーンが気持ちよくみれました。
Aボランティアについて
書こうとと思ったのに!!
時間があと30秒なので、また次回!!
2002年08月10日 22時22分08秒
無題。
やれやれ、疲れがたまってきましたわ。
昨日は10時間の爆睡。
それでも、なかなか起きれず。
そういえば、日本でもこんなだったと今気づく。
二度とあんな生活はごめんだと思うくらい、大変でしたねー。
二個バイト掛け持ちで、朝はコンビニ、昼前から電話のバイトで散々断られ続け、夜は稽古。
よくやったよね、と私を小ばかにしていた弟まで言い出すほどでございました。
今は時間がたくさんあって、本当に嬉しい。
ごめんなさいね、社会人の皆様。
学生も大変だもんね。
時間って本当に大事。
それを仕事にかけるか、趣味にかけるか、家庭にかけるか。
選択出来るうちは、きちんと自分で管理していかないといかんのだ。
子供がいたら、きっと大変だもん。
さこははは(さこハハハじゃなく、さこ母は)マジで大変だと思うんだなー。
その分、幸せも違うと思うし。
それぞれいいとこといやなとこがあるし。
こんなに自由な時間があるのは、本当に久しぶり。
てゆうか、自由な時間を作るためには、それなりの準備がいるし。
我慢と充実の一日がきちんとマネジメントできるのがいいな。
我慢とか忍耐とかだけじゃ、やっていかれないし。
自分の好きなことばっかりしてても。
中庸って言葉しってます??
中途半端をポジティブに表現した言葉、と私は理解しているけど。
どっちに傾いても、いつか振り切れて、また逆方向に傾き始める。
そして、また振り切れる。
その両極端の真ん中でいられるようにっていう言葉。
これが結構好きな言葉。
2002年08月08日 16時42分44秒
じゃじゃ馬ならし。
昨日は見ました。
Taming of the shrew by Zimbabwe theatre company!
面白かったです!!!!!!
まぁ、何より話が日本語でかなりわかっていた話だったので。
それが大きな要因だとは思います。
シェイクスピアの喜劇を日本人がやるときのちょっと無理した感じっていうのが、全くなくて、役者さん達が台本にかかれていないことを色々付け加えていました。
こういう風に遊べるんだなと。
まず、設定自体は原本通り。
んで、女性が誰も出てきません。
明らかにホモ(失礼)だろうと思われる男性がキャタリーナ、細身の男性がビアンカをやってました。
バプティスタとグレミオと高野お父さんがやってた名前忘れました・・・ビアンカの旦那になる人のお父さん。
彼らは、ハリボテのかかしに毛がはえたようなもので、演じられてました。
ハリボテを掲げている人がその役をやってました。
ホーテンショーとキャタリーナが結婚して家に帰ってきて召し使いたちを怒鳴り散らす場面。
めちゃくちゃ面白かったです。
ガタイの大きな役者さんが、それより小さなホーテンショーにやられてました。
召し使い役をやっていたのが、ホーテンショー、キャタリーナ以外の男優人が再登場っていうのがばればれで、前の役と全く違うおどおど感で登場してきたので、それだけで面白かったんですが。
ジンバブエって女優さんがいないのだろうか?
男同士のキスだ見れるかとちょっと期待しましたが、それはなかったです・・・。
うちわで隠したり、ほっぺにチュだったり。
キャタ役の衣装が面白くって。
首から何本かの針金が大きなエリのように広がっていて、その先にキューピーみたいな人形がぶら下がっているんです。
男を誘う時、それを揺らす。
そして、誘われた男がそれをパン食い競争みたいに食べようとするんですね。
そんなこんなな小ネタだぎっしりつまった芝居でした。
本当に滑稽でした。
これは誉め言葉で。
今日は寒い。
し、眠い・・・。
2002年08月07日 16時44分12秒
金閣寺。
昨日は一本。
THE GOLDEN PAVILION by JAPANESE EXPERIENCE
すごかったです。
狂気を感じました。
今まで見た中で、一番役者のパワーを感じました。
黒一色の舞台に、ただ役者が出てきて、三島由起夫の”金閣寺”の所々をやります。
コンテンポラリーダンス系。
で、とにかく叫ぶ叫ぶ。
アナウンスが時々入るんですが、それは英語。
でも、明らかに日本人の人が喋っている英語だとわかりました。
そして、劇中の台詞はほとんど日本語。
しかし、たまに英語が入ります。
多分、ネイティブの人には聞き取りにくい英語かと思います。
ものすごいパワーは、ありました。
役者さんたちがそれぞれの世界に入りきっているのはわかりました。
しかし、ですね。
日本語なのに、聞き取れない。
入りすぎていて、目がよっていたり。
踊っている間の呼吸が、一人とても気になる人がいて・・・、喘ぎ声になってました。
圧倒されるしかない。
この芝居を楽しむには。
と、思いました。
一方通行なんですね。
贅沢いうようですが。
終演後、何人かのお客さんが”ワンダフル”とかいって、役者さんと抱き合っていました。
こっちの人には受けがよいみたいです。
でも、これじゃあ、神風特攻隊の精神が今も当たり前にあるみたいじゃないか??
と、思うのでありました。
そして、ボランティアいってきました。
いいリスニングの練習になりそうです。
そして、担当のお姉さんが、とっても素敵な人で、入り口にたってお客さん誘導してるだけなのに、たくさん話し掛けるんですね。
そして、とっても気持ちよい会話をする。
お客さんにヘイコラするんじゃなくて、対等にそしてお互いが気持ちよく会話を楽しんでるように(私には)聞こえて、とってもよいと思いました。
そういうの、あんまし日本では見かけないなと。
知り合いとしか話さなくて、私がそうですが、それ以外の人には微妙な疎外感がある・・・。
見に行った芝居の中には内輪受けしかしていないものも中にはありましたから。
それって簡単だし、やってる本人たちは楽しいだろうけど。
そういう目的でやってるんじゃないなら、きっちりオープンマインドで。
いたいなーと思います。
今日もいい天気。
朝霧だと、昼から晴れるそうです。
まさにそうです。
いいわー。
2002年08月06日 23時33分30秒
疲労困憊。
とにかく疲れました。
昨日、日曜、まずは日本人の友達に連れられてフリーマーケットへ。
二時間近く見続けて、プーさんのTシャツとカバン2個とカーディガン1枚を購入し、計700円!!
やっすー。
その後・・・。
@OTHELLO by LOVE&MADNESS PRODUCTIONS
よかった!!!
本当によかった!!!
残念ながら、私、オセローのお話詳しく存じ上げませんでした。
ので、ちょっとわからんかも知れんと心配しておりました。
しかし、うーん、言葉を超えた演技っていうのかしら??
オセロー役の人がとってもすごい感情放出量で、鳥肌が何回もたちました。
そして、イアーゴー役の人が、ERの小児科の医師によくにていて。
かっこよい。
場所は、ワインバー。
客席の真ん中に証明がついた物干し竿(黒いですよ、もちろん)があって、そこを中心に繰り広げられます。
海軍の将校がオセロー、その部下がイアーゴー。
彼らが勤務する船に婦人たちがやってきて・・・。
イアーゴーにだまされたオセローが自分の奥さんが浮気していると誤解して自分で殺してしまう。
そして、誤解だったとわかったオセローが自ら命を絶つ。
これは、強力プッシュでした。
AMACBETH By A FRANTIC REDHEAD PRODUCTION
これは・・・。
これが私の疲れの原因・・・。
公演場所と指定されてされていたのが、Greyfriars Kirkyardという大きな墓地でした。
そこにいってみると、以前いったグラスゴーのR&J的に場所を移動しながら見るんだろうなっていうのは、わかりました。
しかし、ですね、その墓地内だけかと思いきや、そんなんじゃなくて、20個所弱を巡る一大オールドタウンツアーになっていたんですね。
確かに、チョイスはよかったです。
夜6時半からの公演だったので、ちょうど日も傾きかけ、夕焼けと素敵なコントラストになっていた場面もありました。
しかし、それにしても20弱ってどうかと思う。
お客のテンションはどんどん下がり。
いや、少なくとも私のテンションは下がりっぱなし。
しかも、演技も弱い。
オールドタウン巡りがメインでマクベスはおまけか??と思ってしまうほどでありました。
昨日、今日と二人で一人分の値段でいい日だったから、いったものの。
そうじゃなかったら、絶対許さん!!!!
ある意味貴重な体験でした。
今日から、ある劇団のボランティアをやることになっている・・・。
こわー。
請うご期待。
2002年08月05日 16時41分20秒
続き。
小さな忍者劇団の続きです。
そういう姿形の人形たちが繰り広げるマクベス。
正味一時間弱でした。
やってる本人が何より楽しそうでした。
こっちも楽しかったです。
小ネタが仕込まれているんですね。
ダンカンの二人の息子が散り散りに逃げて行くとき、二つの忍者人形が一枚の黒い段ボールの切れ端に乗っているんですが、それを黒子がハサミで切る!!!とか。
最後、マクベスの城に向かって兵隊達が木々に隠れて近づいていくんですが、そこは扇状に並べられた忍者人形部隊が扇子で隠されて近づいていくんです。
とにかく、うっそーん!!と驚きました。
写真も撮らせてもらったので、どっかに載せたいです。
AThe Al-Hamlet Summit by Zaoum Theatre
ハムレットサミット???
そうなんですね、サミットになってました。
ハムレットというのは、叔父に実の父(王)を暗殺され、母も叔父と再婚し、復讐を誓ったハムレットが気が狂ったフリをして叔父の王暗殺を暴き、叔父を殺そうとするが、結局皆死んでしまうという物語です。
(貧困な説明で申し訳ない・・・。)
王の葬式の場面から始まって、その後、登場人物は各自の机に戻り、デスクワークをします。
王の死後、次の王を叔父にすること、そして叔父が母と再婚すること、これが多数決で決められるんですね。
賛成の人は挙手願います、って感じに決まっていく。
舞台全体が会議調、お仕事風なんです。
常に登場人物の名前プレートが置かれた机が並べられています。
国連風に。
舞台の奥にプロジェクターのスクリーンがあって、そこに席についている登場人物の顔が変な角度から映し出されたり。
叔父の王暗殺、母との再婚を暗示する芝居を見ている登場人物はスクリーンに映され、芝居は舞台真ん中で繰り広げられます。
そして、最後。
スクリーンに叔父である現王のスピーチ(アメリカ大統領が国民向けにするスピーチの雰囲気で)が映し出される中、登場人物が次々に倒れて(死んで)いきます。
その死体の中をテロリスト風の若者(チェックのネルシャツにジーンズ)が進んできて、ハムレットは我々の仲間、テロリストだった・・・と熱く語ります。
そのバックでアメリカの湾岸戦争時の映像が流されます・・・。
あー、だから"AL-HAMLET"なのね。
と納得はいきました。
アルカイダを文字ったのでしょう。
なかなか面白い取り組みではあるけれど。
ハムレットをテロリストにしたかっただけ、という強引さも感じました。
最後に出てくるテロリスト風の若者がとってつけたとしか思えなかったです。
時事ネタを取り入れようっていうのは、とてもよいけれど。
あー、書き疲れた。
ふえー。
2002年08月03日 19時23分30秒
マクベス&ハムレット
@Magbeth by Tiny Ninja Thetre
小さな忍者劇団によるマクベス。
まさか本当に読んで字のごとくだとは思いませんでした・・・。
小さな部屋で、机の上に・・・。
小さな忍者さん達が既に舞台に立っているじゃないですか?!
本当だったんです。
終演後、黒子(忍者たちを動かして、台詞をすべて喋る男性、一人でやってました。)さんに聞いたら、”自動販売機で買えるよ”・・・。
日本でいうならば、”ガチャガチャ”です。
そこで、出てきた忍者の人形を使ってやるんです。
マクベスは忍者じゃなくて、テルテルボウズみたいなちょっと大きめな人形。
マクベス夫人はマクベステルテルボウズにスカートみたいな布をまいた人形。
魔女たちは、緑色の透明な忍者。
ダンカンの息子たちを殺しにいくのは、ボンバーマンみたいなキャラクターものの人形。
そして、その芝居をみるのに、双眼鏡を渡されました。
続きはまた後で。
2002年08月03日 18時29分19秒
ディーバ。
火曜日の夜、ジャズフェスティバルのイベントの一つ"SUBIE COLEMAN"という女性ボーカリストのライブにいってきました。
場所は、パブちょっと大きい版。
ステージはちゃんとありました。
以前にも、ジャズバーにいったんだけれど。
ライブもできる飲み屋さんっていうのが、豊富にあるらしいです。
なぜその人を選んだか?
それは、もちろん顔です。
ジャズについて知識のない私は、歌ありのジャズが聞きたいと思っておりまして、パンフをめくってピンときたスービー嬢に決めたんです。
良かったです。
ハスキーボイスでものすごく迫力があって、雰囲気あって。
客席の脇のスペースで踊ってました。
ゆらゆらと。
あと、バックのバンドマン達の一人一人の見せ場がちゃんと用意されているんですね。
”サックス!デビット!”
と声がかかると、彼メインで暫く演奏するということなんですけど。
その時に、それぞれがここで見せたる!!って感じで自分の中で盛り上がっているのを見るのがとても楽しいです。
いい気になってる人(いい意味で没頭している人ってことですが)を見るのはとても好きです。
人類愛を感じます。
赤ワイン(グラスですよ、もちろん)を飲みながら・・・。
帰国しても、こういう時間の過ごし方したいぃぃぃぃと思います。
昨日の水曜日は、韓国人の友達のお家で日本料理をつくりました。
といっても・・・・。
インスタントの五目御飯とトン汁(しかも、味噌はインスタント味噌汁の味噌ですから、とても簡単!)。
とっても喜んでもらえました。
その後、日韓の青少年の性について語りました。
彼女曰く・・・。
”日本の悪い流行というのは、いい流行よりも早く入ってきて、浸透してしまう!
今は、援助交際が問題になっているの、韓国で!”
とのことでした。
そんなものまで、輸出されてしまったのですね。
しかも、漢字も一緒でした。
およよ。
明日から、いよいよフェスティバルも本格化します。
色々お伝えしますので、お楽しみに。
にしたって、デジカメの意味ないじゃん!!!
頑張ります。
無理して買ってきたんだからー!!
千と千尋のお兄ちゃんに相談してみます。
2002年08月02日 00時08分20秒
十七歳的単車。
という中国語タイトル、英語タイトルは"Beijing Bicycle"という映画を昨夜見ました。
内容は、17歳の豊かでない家庭の少年がメッセンジャー(自転車で書類を届ける)の仕事を
一生懸命がんばって、今日自転車が自分のものになるという日に、同じような境遇の17歳の少年に自転車を盗まれて解雇されそうになるが・・・。
といった、青春映画です。
中国の老人たちが昔の時間の速さと、17歳の若者たちの時間の速さとが対照的に描かれていて時に滑稽でした。
私はウォン・カーワイという監督がすきなんですが、その人の作品かと思って行きましたが、多分違いましたね。恐らく。
そう、そこで、日曜日に行ったインターネットカフェの店員さん(千と千尋の音楽流していた人)とばったりあってしまいました。
びっくりです。
運命を感じましたね、はい。
ちょっと、長いなーって感じさせる映画でした。
けど、まだ耐えられる範囲。
セリフが少なくて、無言でやり取りする場面がたくさんあって、私は好きです。
ウイークデイの昼間の映画400円以下ってかなりおいしいと思いません??
2002年07月31日 00時38分31秒
月曜日。
月曜日から、雨です。
しとしと・・・。
細かい霧みたいなのが降っています。
寒いし。
えー、古い話になりますが、7月始めにいったグラスゴーのお話をしましょう。
ボタニックガーデンというとっても奇麗な広い国立公園みたいなところで、プロ(といっていたけど)の役者さんたちがやるRomeo&Juliet,Tempest,KABUKI-TITUS(←これが見たかったんです。)を見ました。
庭の中で、もちろん屋外で庭のつくりを活かしてやるんですね。
-Romeo&Juliet
これは、場面場面で移動させられました。
Julietの家が大きな木で表されていて、彼女の部屋は”かや”で、テラスは5段くらいの階段。
登退口は、大きな木の奥にある茂みの隙間なんですね。
-KABUKI-TITUS
これは、えーーー!!!と驚きました。
日本風を意識しているのは、わかるんですね。
尺八=フルート、太鼓=ドラムで代用しているのがバレバレでした。
男性陣はスーツの上に羽織を着て、女の人は白装束で帯のところにその人の顔が印刷されているんです。
なぜ??なぜ??
そして、最後退場する時、一人の男優が歌舞伎風な動きをし、声を上げ、退場していくという。
写真があるので、UPしたいです。はい。
では、学校へいってきます。
2002年07月29日 16時31分43秒
写真集作成。
30分200円もするインターネットカフェで写真をネットに掲載しようとしているのにも関わらず・・・・。
なぜエラーになるのだ!!!!
お金返してよー!!!!!!!
そして、ここの店員さんが日本大好きらしく。
さっきは、千と千尋の神隠しの”よんでいるー・・・”のテーマソングが流れていたし。
そして、今は誰かわかんないけど、アニメソングが流れている・・・。
単なるアニメおたくなのだろうか。
日本って人気なのかしら??
もう、時間がないので、またあした。
2002年07月28日 20時19分51秒
初お芝居。
昨晩、初お芝居をみてきました・・・・、が。
劇場?は、表通りを外れた、ビルの半地下一階。
イメージとしては、弾圧されていた宗教の秘密の教会です。
ぎゅうぎゅうに入っても40人がいいとこですね。
そして、そこにたどり着くまでに、何軒かパブの脇を通過しました・・。
そこで、一人のおじさんが、一人芝居を繰り広げるというものでした。
内容は17世紀、スコットランドがイングランドの支配下におかれることに決定した・・・が、いやだー!!と反抗する議員たちみたいです。
来たばっかりの頃、グラスゴーにシェイクスピアを見に行ったんですね。
その頃は、はぁぁぁぁ???って感じで、何いっているか、わからなかったんですが。
昨晩は、自分の成長を少し実感出来ました。
しかし、やはり、ヨーロピアンですね。
日本人がすーっと観れる感じではないんですね。
濃い!
飽き飽きします。
そして、日本の役者さんの一部は、ヨーロッパ風にやりますが、それは、圧倒的に無理があるんだなーと、思いました。
何十年も生きてきた土壌=文化(特に言葉や表情やしぐさ)が違うということは、本当に大きい。
欧米風なことに追随する必要は、何もないですね。
むしろ、違うということがよいと思いました。
はい。
グラスゴーのお芝居、かなり変でした。
それについては、明日。
2002年07月27日 20時25分03秒
語学学校のカフェより。
語学学校のカフェにあるPCより、日本語が打ち込めることが判明!!
無料というのは、大きいですが、かなり古いし、台数が4台しかないのよね。
待つこと1時間弱・・・。
今週から、台湾人のグループが約30人ほど入学し、大変なことになっています。
まったく他国の人とコミュニケーションしようとしない!!
いつもグループで行動し、いつも母国語を話し、楽しそうです。
さっきも、スペイン人のかっこいいめの男の子と写真をとろうと、列を作っていました。
そんなに素敵だとは思わないんですがねー。
エジンバラフェスティバルについて、先日判明したこと。
○×祭というのが、たくさんあるんですね。
@インターナショナルフェスティバル
これは、演劇、オペラ、ダンス、バレー、クラシックなどなどの世界のトップレベルの集団が招待されてくるというもの。今年は、勅使河原サブロウさんという日本人のダンサーの方が来ます。チケットもいい値段します。£5〜£50までさまざまです。
Aフリンジフェスティバル
これも芝居、コメディ、子供向けの芝居、ダンスがあります。これは、恐らく希望を出してOKが出れば参加できるという類と思われます。マネジメントしてくれる集団があって・・・。
説明が難しいのですが、例えば・・・。
C vesuesというマネジメント集団があります。この集団は、劇場とバーを設営します。そこで芝居をやりたいという集団がC venues側に申込をして、C
venuesが日時を決定して場所を貸すという感じのようです。これは、恐らく数百の集団が来ます。
チケットは無料〜£13くらいまで。
私は辛うじて語学学校の学生なので学割価格で購入できます。
Bフィルムフェスティバル
これは、エジンバラ映画祭ってことですね。
今年は、市川近(イチカワコン、漢字違ったらごめんなさい・・・。)監督の作品を特集するそうで、”ビルマの竪琴”とか”ミスター・プー”とか・・・。
その他の日本映画は”ほの暗い水の底から”と”カタクリ家の人々”と”リリィシュシュのすべて”と”Go”(窪塚ヨウスケ主演)が上映されます。
話はそれますが、映画好きな人は必ずといっていいほど、北野たけし監督が大好きです。私のステイ先の奥様が”バトルロワイヤル”大好き!!とはしゃいでおりました。あとは、”リング”これも認知度高いです。
Cブックフェスティバル
これは、全く意味不明。ブックをどうフェスティバルするのかわかりません。
Dジャズフェスティバル
もちろんジャズです。ジャズについてもよく知りませんが、楽器だけのジャズも歌ありのジャズも最近のものもトラディショナルなものもありで・・・。明日から始まります。
多分これで全部です。
おー!!そうだった、今日夜、一本目の芝居をみに行くのでした。
記念すべき一本めは・・・・。
ただ無料だったから、いくことにしたのですね。
それぞれの劇団が、ゲネプロを格安料金で見せてくれるのです。
それです。
今週で仲良かったイタリア人とスイス人の友達が帰ってしまうので、ちょっと悲しいのでした。
2002年07月26日 22時49分02秒
チケット購入状況。
昨日、フリンジフェスティバルのチケットを購入してきた!!!!!!
8枚で6000円くらい。
安い!!
購入内容は、独断と偏見とシェイクスピア。
面白いのは、DJと4人の男性ユニットがくりひろげるラップによるシェイクスピア!
これは、絶対外せない。
あとは、シェイクスピア朝食を!というもの。
朝10時から、小鳥のさえずりを聞きながら、コーヒーをクロワッサンを食べながら、シェイクスピアの世界を堪能しましょうというものです。
JAPAN EXPERIENCEという集団が来るのですが、かなりユニークです。
役者がおしろいを塗って、その上に”夢”と書いた顔で首を傾けている写真がのってるのですが・・・・。
何者?なのでしょうか??
一本、ミシマユキオの小説をもとにした"The golden pabilion"という芝居のチケットはかいましたが。
請うご期待です。
続きは、また明日。
2002年07月25日 01時14分09秒
一人っ子政策。
またもや、朝日記です。
昨日、中国の友達とプリンセスガーデンという何とも素敵なお庭で日向ぼっこをしながら、一人っ子政策の現状を聞きました。
25年くらい前に施行された法律で、二人子どもをもってしまうと、そりゃべらぼうな金額を政府に払わなくてはならなくて、もし現金がなければ、車とか馬とかを代わりに取られてしまうとか・・・。
でも、一人っ子政策を守った家族には、ご褒美??として、一人っ子同士が結婚すれば、そのカップルは二人子どもを持ってもよいそうです。
面白い。
あれ?これ書いてないよね??
何書いたか、よく覚えていない・・・。
髪が傷んでしょうがありません。
なぜなら?
こっちの水には、よく歯磨きの宣伝で”フッ素配合”っていってますが、それが入っているのです。
歯を白くする成分によって、私の髪の色素がぬけていくわけです。
来るときは、真っ黒だったのに、いまじゃ、以前茶色くしていた部分の黒色が抜けて・・・。
プリンちゃんです。
どうせ痛むのなら・・・、スパイラルでもかけるかぁ?!
2002年07月19日 16時28分56秒
留学ぶるー。か?
ふぬぬぬぬ。
なかなかどうして、落ち込んでいる今日このごろ。
どうしたって、ヨーロピアンのハイテンションについていけない。
挨拶の仕方が違う、話している言葉が違う、態度が違う、ポイントが違う・・・・。
気持ちの持ち方だーってわかっちゃいるけど、頭のいうことを心がきかない。
授業はすごく役に立っている。
勉強もしている。
授業以外の時間がすごく苦痛で、日本人の友達と話すことさえ、たどたどしい。
言葉に詰まる。
おかしくなってきたらしいい。
ついに。
言葉が出てこない。
自分で自分を苦しめはじめた、また。
明るい人間じゃなくちゃいけない。
オープンでなくちゃいけないという強迫観念がみしみしと。
誰がそういったわけでもないし。
私は明るい、楽しい人のはずだー!!!って思いたい自分がいるんだけど、でも、どうも最近そうじゃない気がしてきた。
うん、どう考えたって、小人数でまったり語るのが大好きだ。
だったら、そうしたらいいのに。
出来る範囲で、楽しんでいれば、大きい会合でもやってけるさね。
きっと。
考えるのやめよー。
かっかっか。
足の大きな私には、セールをしている大きな靴がとても貴重なものに思えて。
こっちにきて、3週間だというのに。
2足ゲット。
でも、大きなサイズが3000円で買えますか?
日本で。
しかも、ちゃんとした靴屋さんの靴が。
とってもお気に入りです。
2002年07月18日 23時36分01秒
朝日記
今日は早起きしたので、朝から日記を書いてみる。
昨日、久々に地元の演劇仲間のページに書き込みしてみた。
地元では、演劇仲間の輪というものが広がっていて、そして、その中で結婚する人が3組??いるそうです、今年。
前々から仲間の中で付き合う人、結婚する人、×になる人・・・・が多いんですね。
やっぱり、演劇の自分をさらけ出す感じが普通の社会生活の中では、皆無だから、恋に落ちやすいんだろう。
そして、今日は、ヨーロッパ的証明写真を撮ろうと、意気込んでメイクをしてみた。
朝から・・・。
普段はしないアイシャドウ等も用いて、夜っぽい自分。
でも、なぜ、海外に来るとメイクしなくなるんだろう??
他の日本人の女の子達もノーメイクに近い・・。
投げやりになっているのかしら?
緯度が高いからシミ・ソバカスには気をつけないと。
ヨーロッパ的証明写真というのは、思いっきり売り込んだ顔ということです。
日本で撮った写真もあるんだけど、白黒で地味過ぎるので。
証明写真機の”例”のお姉さんが、思いっきり笑顔でかつ斜に構えていたので、これは撮り直さねばと思ったわけです。
はい。
でも、朝から結構人が来ている、インターネットカフェ。
全部で400台ちょいある。
"easy Everything"という大チェーン。
”easy Jet"という航空会社もやっていて、とーってもお値打ちだから、ヨーロッパ内を旅行する時は、チェックする価値あり。
朝買うと£1で4時間半、ピーク時の夕方になると£1で50分という、まさに早起きは三文の得状態。
こういう時間の使い方もよいもんだ。
2002年07月17日 16時08分31秒
HP始動です。
今日から書きます。
ここエジンバラに来て、2週間と二日経ち。
早いもんで、あと半月でフェスティバルが始まる。
ただ今、フェスティバル期間中のお仕事を探しているところ。
お仕事といっても、有給ではなく、ボランティアで。
もらえるものは、もらいますがね。
せっかく長い期間滞在するんだから、そういう関わり方も面白いだろうと。
CVという日本の履歴書みたいなものを書いた。
いかに魅力的に書くか、悪く言えばはったりかますかってところに苦労しました。ね。
今日は、どんより曇り空。
相変わらず、寒くて、ノースフェイスの上着(私のお友達はわかるはず、私がよく冬に来ていた)が手放せません。
なんてこった。
でもねー、若いレディー達は、皆へそ出して歩いてる。
君たちの内臓は一体どうなっているの??
そして、みんなGジャン(古いか?)を着ている。
烏合の衆。
もっと個性的なファッションの人が多いのかと思ったら、そうでもなく。
自然体っていえばそうだし、流行に興味がないっていったらそうだし。
露出すればいいってもんじゃないだろう?
デリカシーってものはないのか??
と、思いながら、そんな彼らの自由さ加減がうらやましくもある。
今日この頃。
−今日の会話−
仏人−地震が多いって本当??
私 −ええ、東京にいた時は、月に、そうねぇ、四、五回はあったかしら?
仏人−本当に??
私 −ええ、別に私達にとっては特別なことじゃないわ。
仏人−そうかい。僕たちには信じられないよ。
これで3回目の地震についての質問でした。
2002年07月16日 23時23分06秒
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