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「人形の家」

イプセン作/林穣二訳

エキスパンドブック/Win版 204KB, Mac版 168KB/テキストファイル 87KB

定価:300円

銀行の頭取に出世した堅気な弁護士ヘルメルとその妻ノーラとは、仲むつまじい夫婦であった。だがノーラには、夫が病に冒されたときに、借用証書に偽りの署名までして内緒で工面した借金があった。その借金の相手はヘルメルによって職場をくびにされると、秘密の暴露とひきかえにノーラに、復職を夫に働きかけるよう迫る。スキャンダルは危うく未然に回避されるが……ノーラは決然として子どもと家を捨てて出ていく。心を描く近代劇の出発点となった記念碑的作品。

http://www.gutenberg21.co.jp/doll.htmグーテンベルク21

 

 


イプセン  人形の家

イプセン

原 千代海 訳


◇ 赤 750-1
◇ 体裁=文庫判・並製・カバー・198頁
◇ 本体 400円
◇ 1996年5月16日 発行
◇ ISBN4-00-327501-2

「あたしは,何よりもまず人間よ」ノーラは夫にそう言いおいて家を出る.ノルウェーの戯曲家イプセン(1828−1906)は,この愛と結婚についての物語のなかで,自分自身が何者なのかをまず確かめるのが人間の務めではないか,と問いかける.清新な台詞と緻密な舞台構成がノルウェー語原典からの新訳でいきいきと再現される.

http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/32/2/3275010.html 岩波書店 

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