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Aさん 1:20
- 最初に 実際に声を出して読みましたか
では、実際読んで見ましょう
どうでした感想は
実際書いてみて黙読するのと違いはどうですか
実際書きたかったことはなんですか
- 台本とは 言葉しか書いてない
言葉は結果である
人間は何かの刺激を受けたときに
結果として言葉がでてくる
台本に書いてあるのは10%
隠されている90%はどうやって表すか
- 作品について この夫婦はどの位の状況なのか
毎日のことなのか、たまたまのことか
紙風船はたまの日曜に旦那が川上の所に行くと言って喧嘩になった
こういう状況でのはじまり方になっている
- 設定について どういう設定ならば自分が書きたかった内容に合致するか
どういう設定をとれば二人の関係が明確になるか
- この奥さんが旦那に長生きして欲しいなと思う欲求がどの程度なのか
どの程度なのかというレベルを設定することによって
このドラマの独自性が決まってくる
ここが90%の部分になる
- 例えば この人と一緒にいるだけで良いと思って5年経った
子供が欲しくて結婚したのではないがふと気づ
だけど生活の中で子供の話がでる
そんななかで妻はぬいぐるみを買ってくる
そうすることで会話が違ってくる
この日がどういう日なのかという設定でふくらんでくる
- 何か事件が起きた日にこんな会話が始まったとする方がいい
この日がいかなる日であったのかという設定
夫婦の関係性の設定
これによりドラマの独自性がうまれる
Bさん 2:20
- 始めに どういう話を書いてみたいと思いましたか
この男の子はどんなタイプの高校生と設定してますか
女の子はどうですか
回りは人生考えない派
主人公は人生考えている派
彼女は人生考えない派だったが考える派に変わってゆく
そういった設定なら一つの骨組みができますよ
- 設定 そもそも、この日はどういう日なのか
この日の設定があればいい
場所は生徒会室でなければならなかったのか
どういう設定にするかでドラマの流れが変わる
設定をドンドン創造してゆくと面白くなる
Cさん 3:10
- 始めに これに肉付けをしてゆくことが大切ですね
二人だけの新しい未来を見せたいとする
紙風船のパターンは、二人がもう駄目だて言う暗いところから始まり、そして明るいところに持ってゆく
- ここのねらいは、子育てが終わった、そして二人で明るい未来を築いてゆこうとするならば
暗いところから始まって明るいところに持ってゆく
- 例えば 例えば旦那はけがをして、妻が子供のことばかり言うのでいい加減に子供のことばかりを言うなよと切れる
子供をスキーに連れてゆく理由は、無理矢理という設定にする
こんなところからドラマが始まる、要するに組立を作る
- 箱書き 箱書きという手法がある
最初の箱では夫婦で子供の悪口を言っている
次の箱ではちょっとした喧嘩が起きる
こんな風にしてストーリーの骨組みを作ってゆく
観客にあのときの雰囲気を伝えるためにこの素材を生かしながら作ってゆく
最後の狙い目を明確にすることが大切
最初と最後で変わってくる
- ドラマがうねる こんな状況を「ドラマがうねる」、「関係性が変わる」などという
- 設定、材料、狙い目、組立方を考える
この夫婦をどうしたいのかという目的を明確に持っていた方がいい
最終的にどうしたいのかという目的を持って書くとドラマに力強さが出てくる
主人公をどうしたいのかによって作者が劇中の人物を作者独自の救い方なり変え方が出てくるはず
Dさん 3:50
- 始めに どうでした 中だるみするナー
何でそう思うの 説明っぽいじゃないですか
- アイデア勝負 男と女の関係で
金を取ろうとする男と守ろうとする女
この関係が同じ程度で続く
何か途中でぶつかったりすればどうか
一番何を書きたかったかのですか
男を悪い人なら徹底的に悪い人にする
そこまでして金を盗むか、そこまでして防ぐかというやりかたを考える
アイデア勝負ですよ
Eさん 4:10
- 始めに 何を書きたかったのか 閉塞された中での奇妙な男女の関係
男と女の何を出したかったのか
- キューブ キューブという映画を見ましたか
箱に入っている中から出ていこうとする不思議な映画です
- 分かり易い言葉 ある場所にあるところで男と女がいる
とにかく不明確な状況
こんな時は喋っている言葉が分かり易い言葉がいい
喋っているうちに謎の言葉がポツンポツンと出る
何だ何だと見ている方は興味を引いていく
良くわかる言葉と、良くわからない言葉を交ぜる
総括 4:30
- できれば今回の原稿をふまえてふくらませてみる
創造で楽しんでゆく方がアイデアが浮かんでくる
- 課題の締め切り、次回が2月16日ですから2月8日までです
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