本文
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- 配役別の劇中劇でなにを演じているのか一覧表を作ってみました
- この台本は章節に区分してないので私がその場面の主な登場人物で
- 場面の名前を章の代わりに付けてみました
- それと台本の頁を並べ節に区分してみました
- 劇中の登場人物名を配役別に記載し
- 本人のままで登場する場合は単に1としておいた
- こうやって一覧表を作ってみると全体がわかってきそうなので
- 自分なりに作ってみたものだ
- 本当は各頁ごとのものを作ればよかったのかもしれないが
- 時間が掛かりすぎるのでこの程度のものを作成した
- pdfファイル、アドビーのアクロバットリーダーで登録しておいた
- 必要な人はアクロバットリーダーが無料で配布されているからそれをダウンすれば読める
- ファイルはここをクリックしてほしい
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- 北原白秋の歌だという
劇中に出てくる
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- あめんぼうあかいなあいうえお
- うきもにこえびおおよいでる
- 柿の木栗の木かきくけこ
- 啄木鳥こつこつ枯れけやき
- ささげにすをかけさしすせそ
- その魚浅瀬で刺しました
- 立ちましょラッパでたちつてと
- トテトテタッタと飛び立った
- なめくじのろのろなにぬねの
- 納戸にぬめってなにねばる
- 鳩ぽっぽほろほろはひふへほ
- 日向のお部屋にゃ笛を吹く
- まいまいねじまきまみむめも
- 梅の実落ちても見もしまい
- 焼き栗ゆで栗やいゆえよ
- 山田に灯の付く宵の家
- 雷鳥はさむかろらりるれろ
- レンゲが咲いたらるりのとり
- わいわいわっしょいわいうえを
- 植木や井戸換えお祭りだ
- 面白かったよ 投稿者:高野 お父さん
投稿日: 4月28日(土)11時19分43秒
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「舞台役者症候群像」読みましたよ
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面白かったです
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昨日、帰宅したら注文した本が届いていたので
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夕食後にテレビを消して読み始めました
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最初はなにやら日本の教科書問題のような話が多いので
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ちょっと引いて読んでいましたが
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途中から、そう、平塚らいてう、そうあの女性は太陽だったという
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あの宣言から一気に入り込んでいく
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いろいろ聞いたことのあるような無いような名前がでてくるが
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あまりグダグダと説明するものではないなと理解して読んでゆく
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とにかくどんどん劇が進む
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役者が成りきって、完全に入りきって、トランス状態になりきって進んでゆく
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ここが面白いのだろうなと思いながら読み進めてゆく
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そしてラブシーンとなる
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ここで一呼吸入れて女性中心の場面から今度は男性中心の場面
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石川啄木と金田一京助
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そして女性がでてきてちょっとあぶない場面
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ここで切り替えて北原白秋の前半場面へ
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所々に聞いたことのある詩がでてくる
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舞台は完全に芝居にはまって演じている
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切り替えが入って北原白秋の後半場面へ
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白秋の妻、谷崎潤一郎、芥川龍之介など場面はどんどん進み
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劇のダイジェスト版、良い所取りのヒット集みたいなもの
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佐藤春夫っていったい誰だったろうかと思っていたら
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秋刀魚、サンマ、さんま苦いかしょっぱいか・・・
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ああ、そういえば聞いたことある
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そこで舞台は激しく揺れる
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となっているけど、照明かなにかで揺れた感じを出すのだろうけど
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突然場面は変わって甘粕、アマカス大尉なる人物がでてくる
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恋愛モノや説明の多い場面で急に軍隊モノがでてくるから
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全体がピリッとしてくるのであろう
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そして、「その時背後で、突然、物凄い光」
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というふうに切り出して最初の場面に引き戻し
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滑舌用の語呂合わせ言葉、早口言葉をちりばめながら
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だんだん役者が舞台上から去ってゆく
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んーー読み終わって
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後半はなんだか強引な感じもするけど
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芝居のいいどこ取りしてみんながスポットを浴びるようになっている
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芝居の中で一気に成りきる、ふつうの状態から一気に役にはまる
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この差が大きければ大きいほど面白くなりそうだ
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特に平塚らいてうの明日香には一気に成りきって演じて欲しいモノだ
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しかし、劇中の役柄や詩を読む場面での詩の内容、というより
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耳で聞いただけで言葉の意味が分からないのではと思う場面があるように感じた
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そんなとき詩を文字にして舞台後方に文字が浮かび上がってくるような方法とか
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役柄を説明するパンフレットを作るとか
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それも人間関係が複雑に入り組んでいるから
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チャート式なり関係図を図解で見せてやるといいかもしれない
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そんなことを思いながら読み進めていた
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そして、自分だったらどの役がやってみたいかなと勝手に思いながら
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面白く読ませてもらった