目次

• 芝居の魔力に引き込まれる　１月２９日

• 2001年夏の公演楽しみです　１月２９日　ＣＨＩＥ

• あの芝居は現実の話と実感　１月１７日

• 昨夜、上演ビデオを見てもらいました　１月１６日

• 打ち上げ　１月１５日

• おつかれさまでした　１月１５日　ミネムラ

• 素人芝居ですが・・・・　１月１２日

• 本番、どうにか見に行きます　１月１１日　のぇ

• じんちゅうみまい　１月１０日　ミネムラ

• 役者の紹介　１月１０日

• Ｃさんへの手紙　１月１０日

• 「俳優養成プログラム」発表会内容決まる

• セリフはどうやって覚えるんでしょうか 

• 日常性をだす

• 「熊」のあらすじ

• チケット発売開始しました

• 「創立記念祭」のあらすじ

• お金の価値観

• １２０万円でしょうね、たぶん

• お父様ありがとうございます。

• よい稽古＆よいおとしを

• セリフを覚える

本文

ＣＨＩＥさん、ありがとう
「若い奥様」といっていただけるとうれしいですね
「リアリティあり」とは、益々うれしいですね
彼女は私の娘と同い年、１７歳、当初はやりにくいと自分で思っていたけれど
彼女はすでに一端の女優です、どんどん役柄を工夫して若妻らしくなっていきました
彼女のおかげで、こっちも役柄に入ってゆけました
彼女は練習前から見ると、なんか妙につやっぽくなったように思えます
おばさんの「妙な存在感」が「忘れられない」とのこと
そうですよね、彼女、池田さんの演技は本番より練習中の方が
もっとエネルギッシュでパワフルで狂気迫るものがありましたよ
もちろんそんな荒削りの練習レベルより、本番は全体としてまとまった
バランスのとれたものではありましたが
しっかし、そんな風に自分を作り替えてゆく演技力、役作りには敬服します
そんなベテランの相手役をさせていただいたということに私は感謝してます
まだまだ何も知らない素人が芝居の魔力（魅力）にどんどん引きずり込まれています
ＣＨＩＥさん、ありがとう
こんなコメントをいただくことがとってもうれしいです
今後も応援してください、ありがとう

　

先日は俳優養成プログラム発表会のご案内をいただきましてありがとうございました。
友人と楽しく観劇させていただきました。
仕事が忙しい年末ものんびり過ごしたいお正月もずっと自主練習されていたかと思うと頭の下がる思いです。
紳士役のキャスティングは高野さんで不動ですね。
若い奥様とのやりとりも絶妙でリアリティありました。
おばさんも妙な存在感があり忘れられません。
夏の野外劇のあと弥々を観ました。
お芝居を観る機会は少ないのでリリックは要チェックです。
2001年夏の公演も陰ながら応援しています。

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シプーチンのような状況が毎日出現します
県庁書記の妻のようなおばさんが相談に来ました
自己中な妻というような場面がありました
イライラしている職員にぶつかりました
そして、追いつめられてストレス急上昇の自分がいます
あの芝居は現実の話と実感しております

昨夜、上演ビデオを見てもらいました　１月１６日

上演当日は家族の都合がつかず見に来られなかったもので

昨夜、家族にビデオを見てもらいました

そうしたら、家族みんながのっけから私のセリフ間違いの指摘が続いてしまいました

セリフの相手をしてくれた人の方がキチンと覚えてしまったようです

昨夜、というより今朝までドトウの打ち上げでしたよ
残念ながら私はａｍ３：００でリタイア
その他のメンバーは朝までコース

　

打ち上げで盛り上がっている頃だと思いますが、寝る前にひとことふたこと。

まず、昨日はありがとうございました。がんばっているパパ、そして参加者の成果がみられてなによりでした。
本当に、すばらしい公演でしたよ。参加できないのがこれほどくやしいことってないよー。

それから、ちょこっとお食事しながら今回のＷＳについていろいろ聞けたこと。これも楽しかった。
よっぱらって、演劇の話できてほんとうによかった。

そして最後、なんとかぶじに帰り着きました。よかった。

しばらく休息して、また再び舞台に立つパパを見たいものです。

　

この芝居で私は
何か見つけられそうな気がしますよ
素人芝居ですが
何か見つけられそうな予感がしますよ
一生懸命に、ただただ一生懸命に、やらせていただきます

ミネムラさん　ありがとう　佐渡から来てくれるんですね　ありがとう
のぇ　さん　うれしいなーー　ぜひ見に来てください　感激です
ドンドン書き込みしてください、はげみになりますから

　

お邪魔します。初めまして。

えー、日記を観させて頂いて、実に羨ましく思いました。
やっぱり、涙が出てこその芝居ですね。
最近、お芝居の練習で涙を流したって、無くなったのは、
自分に対して甘くなったって事、なのかなぁ・・・？
つまり、大した芝居はしていないって、事だよなぁ・・・。

えー、本番、楽しみにしています。
きっと、いい芝居に仕上がりますね。
頑張って下さい。

（あ、それと、マジレス不可なら削除お願いします。）

　

ぱぱ、ついに始まりましたね日記帳。

９日の日記を、その場の雰囲気を想像しながら息のんで読みました。ううう。


産みの辛さ。そして、これはもう演劇でしか味わえない、何人かの役者で作り上げる感情の渦巻くドラマチックな世界。

辛ければ辛いほど、きっと良いものがそこに生まれ落ちることでしょう。

土曜日の夜、見に行きます。首洗って待ってて下さい。（表現変か？）

役者の紹介　１月１０日

私たちのグループは「創立記念祭」をやります
配役は

ある相互銀行頭取　シプーチン
　    高野　裕　　　４０代　なんせこれが３回目の素人役者

頭取の妻　タチヤーナ
      岡田麻衣子　１０代　高校演劇、野外劇でも活躍、大学が決まり長岡で最後の演劇か

その銀行の出納主任　ヒーリン
　    佐藤大輔    　２０代　前橋の会社に勤務、背が高く優しさあふれる好青年

元県庁書記の妻　メルチュートキナ
　　池田晴美    ３０代　あのシアターゴーイング第１回主演女優賞受賞女優、新境地が開かれるか

銀行の株主代表
     高山朋和    ２０代　下田からの通い、滑舌のよい、よく通る声が彼の持ち味

Ｃさんへの手紙

　　高野より　１月１０日

切符、２枚了解です
 当日受付で高野に依頼した当日渡し分として名前を告げてください

 チェーホフは今から丁度１００年前に帝政ロシア末期に生きた人です
 日本で言えば夏目漱石みたいな人ですよ
 彼の作品が注目を浴びたのはリアリズム、自然主義です
 それまではスター中心のいわば宝塚歌劇のような
 売れっ子スター中心の演劇だったところへ
 人間の生身の姿を、いわば家の中の壁越しに観客がのぞき見するように
 人間の滑稽さを、愚かさを、愚鈍さを
 ようするに馬鹿さ加減を見せてしまう今までと違った意味で新鮮な手法
 こんな手法をとって戯曲を書いたところに注目されたのですよ
 その後、このリアリズムも飽きられて現代劇へと変わっていったようですが

 難しい話はどうでもいいんです
 単なる劇でしかありません
 劇の中の登場人物に
 生身の人間の愚かさがみえて
 そんな愚かな姿に笑い転げていただければ幸いです

 これは、喜劇です

「俳優養成プログラム」発表会内容決まる　投稿者：高野　お父さん 　投稿日：12月13日(水)21時58分26秒

俳優養成プログラム発表会の台本と出演者が決まりました
テーマは「チェーホフ」
チェーホフの研究発表　　　斉藤圭子・志田実希・水口智子・津軽正晴
チェーホフ「熊」喜劇一幕　林美穂・佐藤昌裕・木村敏雄
チェーホフ「創立記念祭」喜劇一幕　高野裕・岡田麻衣子・佐藤大輔・池田晴美・高山朋和
発表公演
１月１３日（土）　午後７時から
１月１４日（日）　午後３時から
会場　長岡リリックホール第１スタジオ
入場料　全席自由５００円（当日７００円）

ただいま、セリフを詰め込み中です
私なんぞは、なかなかセリフが覚えられずに苦労します
昔から、漢字の書き取りと英単語、覚えるの苦手でしたからね
しっかしひとはどうやってセリフを覚えているんでしょうね

昨日は安田氏の指導を受けました
安田氏はシェークスピア劇と同じようにチェーホフ劇を演じてはいけない
チェーホフのような近代劇においては、そこにリアリティが求められる
演じている人の実在感が求められる
ポイントは演ずる者の生身のあなたに役を近づけてくることが必要だ
原作に縛られてロシア人になりきって演ずるのではなくあなたを演ずればいい
色々なイメージがでていい、色々な感情を思っていい、色々な感情があるはずだ
セリフは「間」の入れ方で印象が変わってくるからいくらでも感情を表せる
この劇を演じて観客から「現実にある状況」が見えてくる、見えることが大切
そのためには、人は常に「何かにとらわれている」ということを考えて演ずる
こんな指導を受けましたよ
さらに私の演技に対しては
「ことさら」にやらずに「ふつう」にやってください
野外劇のように「オーバーになりすぎない」で「日常性をだす」ことが必要です
日常的な状況が見えることが必要ですと
そしてなによりポイントは１７歳の麻衣子ちゃんと４８歳の私が夫婦に見えること
そこを工夫してみてくださいとのことでした

「熊」は清楚な未亡人の林さん（今年の野外劇で歌を歌った人です）と
借金の取り立てにきた熊みたいな粗野な男、佐藤昌裕君との恋愛ということでしょうか
いわば「美女と野獣」、「女心の揺れ」を描いたものでしょうか
清楚で高貴な未亡人と召使い（木村敏雄）の話から始まります
未亡人は一生、亡くなった旦那に操をたてて貞節を守り通すと言い切っている
結局これが最後の場面で・・・・
ま、おいおい説明しましょ

昨日、チケットが私の手元に届きました
１３日と１４日別々にチケットがあります
希望の人はメールをください
１月１３日（土）　午後７時から
１月１４日（日）　午後３時から
各前売り５００円　リリック第１スタジオです

「創立記念祭」は自己中心的な連中のわがままなすれ違い喜劇とでも言うのでしょうか
場面は銀行創立１５年を祝す創立記念祭当日の銀行頭取室、時間は正午

世間体や格好を気にする銀行の頭取（高野）と
有能だけど陰気な部下（佐藤大輔）のやり取りから始まる
そこへ美しい若妻（岡田麻衣子）が入ってくる
さらに訳の分からないおばさん（池田晴美）が乱入
話がこんがらがってくる
頭取は今にも株主代表団がここへやってくることを気にしているのに
頭取室はおかしな状況になっている
頭取はやきもきしながら段々と・・・
そして・・・・・

MASAHIROです。
チェーホフの生きていた時代の1200ルーブルの価値ってどの位なのでしょうか？
ロシアはインフレのおかげで、デミネーションがかかり
通貨の価値がチェーホフの生きていた時代とは大きく異なってしまったようで…。
今だと日本円で6000円程の価値だと思ったのですが。
高くても安くても出来るようには致しますが…。

「創立記念日」におばさんが夫の給料から差し引かれた２５ルーブルほどを
何とかしたいと思って銀行頭取に無理矢理掛け合いに来たとき
しつこいおばさんに根負けして２５ルーブル自腹で払ってやる場面があります
いいでしょといって自分の財布からパッと払ったんですからねーーー
県庁の書記という仕事をしていた人の給料から差し引かれた金額が２５ルーブルほど
ということ給料より少ない金額ということでしょう
ならば２５０万円ではなく、２５万円とか２．５万円とかという単位になる
さらに、銀行の頭取が根負けして自腹を切ると言うことはふつう財布に持っている金額
ま、２５万円をふつう持ち歩くであろうか
この日は創立記念のパーティのひだから少しはよけいに持ってゆくだろう
だが、２５万を払うためには５０万円くらい持ってなければ「いいでしょ」といって
払うなんてしないだろう、５０万円も財布の中に持っているなんて私は思わない
そもそも、「いいでしょ」なんていって２５万円も訳の分からない人には払わない
私だったらせいぜい２．５万円を仕方がないと思い払うかもしれない
ということで当時のルーブルの単位は１ルーブル千円台と考える
そうすれば１２００ルーブルは１２０万円
そうね、からす麦を買うのに１，２００万円と考えるか１２０万円と考えるか
１２０万円でしょうね、たぶん

納得しました。
でもむちゃくちゃ安い価値であっても、その後の展開はつなげるだろうし、　　　　　　　　　　高い価値であってもできるんですよね。心の持ち方次第で全く変わってしまうことを意識的にできたらいいなと思っています。戯曲に書かれていないサブテキスト＜深層心理＞をいかに面白く創造することができるかが俳優の仕事でしょう。戯曲は読む人によって異なる解釈になる訳なのだから
内的な心を殺すのではなく、におわせるってのが重要なのでしょうね。日頃から日常の世界でどれだけ人間を観察しているかってのもある意味大切ですね。言葉ではいくらでも言えるけど、感覚的にはとても大変な作業なので、不器用な人間には向きませんねぇー。繊細でダイナミックで美しくて…。考えれば考える程、きっとできなくなるので、一つずつ解決いたします。では。

みなさま、年末の自主稽古は進んでいますか。ミネムラです。
私は明日から島外脱出を試みます。天気がもてば。

草津でのんびりしてきますわ。
１月の発表会、行けたら行きますのでがむばってくださいねー。
では、よいお年を！

明日は東京まで出張となってしまいました
だけれども、私にとってはかえってありがたいんです
新幹線の中で約２時間集中できる時間が取れるんですから
事務所にいれば３０分程度の時間は取れるけど
１時間以上の集中できる時間は取りにくいんですよ
ましてや途中で電話だ何だといろいろなことがあって
集中することは難しいんです
ところが新幹線の中は電話がこないし丁度いいのですよ
だから、せりふを覚えるにはこんな時間が有効なんです
何とか大まかにはせりふを覚えたんですけれど
ところどころまだ穴があいているんですよ
これを完全にするためには集中できる時間がほしかったので
丁度いいチャンスです