特集5(その2)

参加者の中の 先生に聞く!
この野外劇には、保母、小学・高校教師、栄養士など先生が何人か参加しています。興味はあるけど、軽く聞けない事をちょっと聞いてみました。

やっぱり忙しい?これに参加していて大丈夫?--------
「時間は大変。でも、おつとめしている人はみんな同じだと思う。ただ家に持ち帰ってやる仕事が無ければいいのになって思う。終業時間になったらそこで終わりみたいなのちょっとうらやましいな。」
「離れられなくて、遅れます電話も出来ない時があってつらい。」

--------  いろんな人いるみたい。「7月は夏休みに入るから給料一ヶ月分とかを考えなくていいから、まだ楽」とか「7月頭におとまり保育あるし、夏休みないから大変」とか、顧問している部活によっても違うみたいだし、「去年は夏休みだったから良かった、7月はかなり忙しいけれど、どうしても参加したくて」 その人のこなし方しだいの部分もあるんだな。
学校によってもかなり違うものみたい。移動して一年目では、こういうものに参加するのは無理のよう。その学校や人間関係の様子を見つつ(良くて参加できたり、悪くてストレス解消のために参加したり)みたい。
 

いじめとかある?恐くない?--------    
「学校による。田舎はのどかだよ」
「自分のクラスには無いと思いたい。見えないところであるのかも。わからない」

-------- 小学校は弱いものいじめとか少しあるみたいだけど、親同士の関係の方が気になるみたい。幼稚園とかから、そのまま持ち上がってるらしくって。中学校の中には、「自分のとこじゃないけど、ナイフや金属バットを何本も取り上げたって話聞く」なんてことも。高校の体育祭って平日にやるんだって知ってた?他の学校から来ないようになんだって、びっくり。とにかく何度も「学校によって違う」って言われた。これに参加してるってことは大丈夫って事なんだろうなあ。
 

周りの人の反応は?--------
「校長に言ったら職員朝会で発表された」
「生徒には言っていない、手抜きしてると思われそうで」

-------- やっぱり、これも学校によって違うみたい。先生って先入観もたれちゃうのか
「先生と言うと見る目変わる。フィルターかかるというか。この野外劇でも言われなくていいなら、言わなかった」「参加者の高校生は、高校教師が参加してると嫌かなって思う」
演出の安田さんが、職業とかはっきりさせるようにしているから。安田さんは学校にいろいろ思うところあるみたい。『教師の集まりに参加してもいい。教育委員会に働きかけたい』と言われたそう。言葉遣い、アクセントなど、ちゃんとした日本語を考えねばと考えるらしい。
話を聞くと、演劇鑑賞とかの機会も少なくなってるし、高校は3年に一回、小学は4、5年のみだそうで、「面倒を無くしたいんじゃないか」ってさみしいなあ。
「長岡は学校が多いかのもある」し、予算の問題もあるみたい…うーん安田さんじゃなくても考えさせられる。

やっぱり、先生が参加してるって事は、生徒も参加しやすいだろうし、ちょっとでも演劇にふれる機会が増えたらいいなあ。
で、もっといっぱいの先生や生徒が参加できたら、いい学校が多くなった事になるだろうし、
なんて思いました。    き