特集5
 

??山の手事情社とはいったいなに??

  劇団「山の手事情社」。初耳の人にはさっぱりでしょう? 大丈夫! 怪しいところではありません。
演出家とインストラクターも。
    こんなにすごい人達の指導のもと、野外劇「じゃじゃ馬ならし」の練習に取り組んでいます。

演出・構成 安田雅弘
1962年 東京都杉並区生まれ 早稲田大学卒業
                  在学中の演劇研究会から
1984年 山の手事情社たんじょう!!
       劇団名の由来は「込み入った事情が山のようにあった」から。

   順調に人気劇団になるもある時突如として《集団創作》を始めてしまう。
           脚本を用いない出演者たちによる創作モノなど
                (フリーエチュード)

フリーエチュード演劇は演出家一人が作っているのではなく、”集団だからこそ楽しい”という作業の場。
みんなで作る上でのまとめ役として安田さんがいる。稽古場は面白くなければだめ、とのこと。
フリーエチュードは、その面白い稽古の一つです。
   「家族椅子取りゲーム」
5人のメンバーを選び、パパ・ママ・子供2人の4つの役を争う。
タイミングやインパクトで残った一人が、家族に入り込んで役を奪うばい、誰かがあふれるゲーム。
 「脱出できない空間 」
数人メンバーを選び閉じ込められた設定にする。無茶でもなんでも理屈をtけてそこから出ようとすると、残りのメンバーがみんなで無茶でもなんでも理屈をつけて引き止める。とにかく出れない。
など。
 
 

詩的・印象的な作品を作って『演劇の現代詩』と呼ばれる。
   現代的な「型」で伝統的な日本文化と欧米文化のはざ間の日本人を表し
       独自な演技様式を作っている。
確かに歌舞伎のような、なんとも表現しずらい動きをしつつ、いろんなセリフを喋っている。
違和感+違和感=一周まわって帰ってきてもOK!
 

活動方針に、若い才能の育成や社会的・経済的環境の改善・向上などがある。
この野外劇がまさしくこの活動指針の場所になれるといいですね。
 

今までにシェイクスピア作品の「タイタス・アンドロニカス」を公演していたり、水戸市で野外劇「ロミオとジュリエット」「十二夜」を演出している。
シェイクスピアには魅力があるらしい